「彼女に 僕は」を含む小説

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト参加作品です。

僕の彼女はなんでも即断即決で決めてしまう。 何事にも迷いすぎてしまう僕にとっては、とても頼りになる自慢の彼女だ。 でもそんな彼女にも迷うことはあるようで……

僕ことみどり君は大学一年生の冬、人生を謳歌していた。 自分には不釣り合いなほどに出来た恋人がいるからだ。 彼女は揚尾きつねといい、文武両道で人望も厚く、友人も多かった。 みどり君…

職場恋愛の交際を続けて二年半。やっとの思いで切り出したプロポーズ。 全てが順調に進んでいた矢先、彼女のお義父さんから思いもよらない一言が飛び出した。 官能検査員という、変わった仕…

「ずっと探していたんだ――お嬢」魔王の言葉に目を丸くした料理人のヴィオネッタ。彼女は元侯爵家の令嬢で、断罪の最中に前世を思い出し、人間界から追放されていた。 　転生前の彼女は美…

唯一の楽しみである釣り。 海が近く、仕事が終わればすぐにでも趣味の釣りに向かえるそんな環境。 僕は今日も早速夜釣りに出かける。 狙いは彼女の好きなアジかな？ でもそんな釣り場に…

電波塔、道化師、そして彼女。それが僕の全て。僕の中にある、記憶。それ以外があるのなら、是非とも教えてほしい。そうしないと、僕はまた、罪を重ねてしまうから。 ※C99で頒布予定の新…

僕の可愛い婚約者が何かを企んでいる。 やれやれ今度はいったいどんな悪戯を思いついたのやら。 それを僕はビクビクしながらも心のどこかで楽しみにしているのです。 彼女が回りくどく何…

僕の彼女はいつも鈴を身に着けていた。リンリンと音をたてて微笑む彼女が僕の全てだった。 ある冬の日、一方的に別れを告げられる。僕は彼女を忘れられず感傷に浸る日々を過ごしていた。 彼…

僕の奥さんは途轍もなく朝に弱い。今日も、アラームが鳴り響いたのにまだ横でモゾモゾしている。 そんな彼女を起こそうとした時、彼女はあることをしてくるようで……

ある日、こたつでくつろいでるところに、 「物語のテーマを決めるよ！！気合い入れていこーう！！」と彼女に突然言われ．．． 彼女と僕の物語のためのプレゼン大会が始まる。 これは、彼…

「僕の味噌汁を毎日作ってくれ！」 「無理よ」 「まさか、僕以外に好きな奴がいるのか！」 「違うわよ」 なぜ彼女は、味噌汁を作ってくれないのか？ なぜ、彼は時代錯誤甚だしいプロポ…

藤村由美は匂いを嗅ぐ。 高校に入学して直後、僕の目の前に現れたのは、誰よりを僕に関心を持っていて、少し理解しずらいくらいに変態性を持った少女だった。

会社帰りの電車の中、同僚の真咲から告白を受ける。 「私、結婚するの」 だが、そんな彼女のことを僕は密かに想っていて―― 診断メーカーというウェブサイトで I love …

〇登場人物 僕、主人公。 いろんな苦労を乗り越えていく生命力ある青年。 両親。 打たれ強く意志が強い。 今作品ではきつねとたぬきに見立てている。 彼女 真理子とナオミ。 主人公は…

その違いは一体どこにあったのだろう。僕は、ただそれに巻き込まれただけ？本当に？もっと出来る事あったんじゃないの？　それはいったいどこで、何？　ビターエンド（※重複投稿作品）作：リ…

「クビだ！　ペリア・アレークト、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ！」 宮廷魔術師としてこき使われてきた平民・ペリアは、傲慢上司である貴族・ヴェインの一言でクビになった…

言い知れぬ孤独を感じながらいきる少年明人の前に超絶かわいい美少女があらわれる。 彼女は明人にべったりで常に明人に好意をおしつける。 その美少女の正体は死神によって生き返ったおばあ…