「咲く 花」を含む小説

花屋で働く鳥類種のクオ。彼女を雇っているのは、蕾の異形頭である店長さん。 店長さんが咲かせた花を、クオは今日も届けます。届けて欲しいと願った誰かの為に。 ――傷ついた方がいる…

クラスでも一目置かれている美少女、高根愛花に告白された、クラスメイトの清水日向。まさか自分が告白されるとは、という思いも束の間、清水日向は、高根愛花の大きなクセを知ることになる。…

人の目のあたらない 救いのないこの世界 彼女と形容するそれは この世界に何を見るのか 空中都市構造物“オーバーフロント”を建設した人類は、空中にも居を構えるようにな…

桜の咲く季節。 何気なく薄紅色の花を眺めているとき、ふと思い出した。 高校を卒業して新しい生活を迎えるときのことを。 私は進学のために、地元を離れた。 彼女は目標のために、地元…

花が嫌いな私が夜桜を見にいく理由。

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」〈二十句連作部門〉への参加作品です。 【解説】 ※雲の峰：盛夏、聳(そび)え立つ山並みのようにわき立つ雲。 積乱雲。 夏といえば入道雲であ…

僕は未だ半透明、夏を歩く幽霊だ。車道、ガードレール、眼下の海を眺める。木漏れ日の中で金魚が泳いでいる、目の上に咲く花に気がついた。

とある学園では、三年に一度だけ、手に入れると恋が叶う花が咲く。アーベルは友人のビリエルと共に、噂の花を探しに行った。 ※夏芽玉様主催の「恋が叶う花BL」企画に参加させていただい…

三題噺スイッチを参考に 花の咲く木 乾物屋（人） 籠 がテーマです。

主人公山下光流は小学校卒業後の春休みに。 自身の自転車で冒険がてらにドライブ。 春先の河川敷公園の、桃の木の満開した、木々の下で。 大変に容姿端麗で、優しい少年と出会い。お互いが…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門投稿作品 それを悪と知らず微笑むことしかできない人

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌」に投稿していたものです。 コンテストが終了したので、タイトルを変更しました。 結果は落選でしたが、せっかくなので続けていきたいと思います。

第一回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門 言葉で遊び想いをのせて。 二十首の中に命を繋ぐ。 そんな啖呵を切った短歌。

幼く弱いものを守る家族のような三輪草

森の奥深く、誰も近寄らない寂れた洋館。もうずっと誰も住んでいないように見える。 陸斗は誘われるようにその洋館へと足を踏み入れる。 そこには大きな振り子時計。見知らぬ鍵は振り子時…

短歌の連作を作りました。 詩を書くのかなり楽しいです。

高校生の蓮は幼馴染の澪と恋仲になった。幸せな日々を送る二人だったが、一方で蓮は詩織、瑞希、花音という三人の魅力的な少女たちと親しくなっていく。新たな友情と繋がりが生まれる一方で、…

大木の下から見上げても花芯は見えない

にぎやかに話し合っていた。 「私、恋してる」と、サクラはうっとりと話す

さわやかな快晴に浮かれないでよ、地下鉄のうえのマリリン・モンローさんとちがってスカートを抑えられないんだから。