「七夕を」を含む小説

ちょっとした悪戯心から計画された犯行。それは、七夕の夜にあるものを盗み出し、より大きな幸せへと変える、そんな企てだった。“雨”が降ったら計画は失敗。犯行は無事に成し遂げられ、愛す…

2020年８月25日は旧暦の七夕だ。祖母の家に遊びに来ていた詩織は従姉と祖母と共に七夕祭りに出掛ける。自分勝手で宝探しと意気込む伯父を一人家に残して…。

織姫と彦星が四年に一度の七夕にしか逢えなくなってしまう。その裏に潜むのは天帝とゼウスの思惑が交錯していた。

僕と君は恋人同士、けど住んでいる星が違う。 だから僕らが会えるのは年に一回。 今年も君に会いにいくよ、遠くの星まで。

学校の帰り道。夕暮れどきにふたりで坂を下る同級生のひと幕。 彼はいつもそばにいたから、私がここにいる限りはコイツもきっといるのだろうと疑わずにいられたあの頃。 「でもほら、今日は…

毎年、7月7日は「織姫」と「彦星」が年に一度天の川を挟んで逢える日。「彦星」は「織姫」に喜んで貰おうと渾身のサプライズを用意するが。

クリスマスやその他いろいろ、季節にまつわるお話の本その１。 創作系イベントで制作した作品をまとめた短編集です。 まずはクリスマスのお話と、それに関連した七夕の物語をまとめました…

## まえがき（抄） 　各歌の根は、主に三代集、すなわち『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』です。

欲しい物が何もない君へ。 中学卒業後、地元のスーパーで何となく働いている薫子は、七夕の短冊に「欲しい物が欲しい」と書くぐらいに夢や希望が何もなかった。年上のパートさんにも「無気…

トラツグミ（虎鶫）＝スズメ目ツグミ科の鳥類。鳴き声の不気味さから妖怪の鵺（ぬえ）と同一視されるようになったとか。ある晩、異変を察した姉妹の話。

七夕の日の出来事

　七夕にまつわる都市伝説がある。 　いわく、〝黒い短冊に願い事を書いて笹の葉に飾ると、その魂と引き換えに悪魔が願いを叶えてくれる〟―― 　とある欲望を抱いた少年・風倉和機はそん…

他人の願い事ウォッチングが趣味の私は、 大学の七夕祭の笹飾りを見に来ていた。 みんな、いろいろな願い事を書いている。 しかし、七夕には本来、何を願うのが正しいのだろうか。

## 見出し一覧（検索用） ・【衣替え】 ・【夏風】 ・【季節外れのウグイス】 ・【ホトトギス】 ・【ウノハナ】 ・【五月五日】 ・【タチバナ】 ・【新緑の候】 ・【蚊など】 ・…

七夕を少しだけセンチメンタルに。

ネコのプルミエルとアインツは、なかよしの兄弟ネコ。人間の直次（なおつぐ）といっしょに、くらしていた。だけどある時アインツが、いなくなる。直次は、アインツが星になったのだ、とプルミ…