「フリじゃないよ」を含む小説

妹のお年玉を使い込んでしまった俺は、ただちに返還するよう強く求められる。やつは何をそんなに焦っているのか？　気になった俺は、逆に妹を問い詰める。 ＜主な登場人物＞ 俺：兄。高…

　大病を患った父の治療費がかさみ膨れ上がる借金。 　いよいよ返す見込みが無くなった借金を帳消しにするために、クリスタは爵位の返還することを決めて王都へ向かった。 　迷いに迷って…

大学二年生の我妻栗斗は趣味でネット小説を書いていたが、ある日完全にやる気を失ってしまう。言わばスランプというやつで、彼は生活の為に執事喫茶のバイトをやっていた。 しかし、彼はそ…

まぜまぜ系小説って知ってますか。読後にいろいろな感情に襲われる小説のことです。これは、そんな作品です。 ところで、 ジョン・ランボーという戦士は、かつて1人で３万人のソ連兵を相手…

そのジジイの名はイーボー！ バカにされると全裸であろうがお構い無しに全力疾走で小学生を追い掛けてくる恐怖いヤツだ。 しかし小学生は今日もまた、怖いもの見たさにイーボーをバカにする…

一つ屋根の下に暮らす品行方正な義理の姉が、弟に催眠アプリ(偽物)を使って来た。弟は悪戯心で催眠にかかったフリをするが……。

　リオン殿下の婚約者であるディアナは、お妃教育で何をしても及第点しか取れないことが悩みの種。自己肯定感が低いため、聡明で見目麗しい殿下の隣には自分は似合わないと思い込み、今日も勝…

全校生徒が見守る中、屋上の緣に立ったタッカーは、走ったり転ぶフリをしたりして学校を沸かせていた。 ついにはレスキュー隊も出場して、大騒ぎになってしまった。 その彼が飛び降り自殺…

朝起きるとナポリタンのにおい。 文フリ用に書いた短編を１年越しにカクヨムでも公開。

「質問なのですが、お二人の言う『それ』って愛なのかしら？」 　わたくしは、目の前で肩を寄せ合って寄り添う二人へと質問をする。 「な、なにを……そ、そんなことあなたに言われる筋…

ある日、旦那の浮気に気づいてしまいました。 夫の裏切りを知った紗英。仕返しとして自分も浮気を決意するも、恋愛に奥手な彼女にはハードルが高い。それならばと、エア彼氏ならぬエア浮気…

文フリで頒布した合同誌、増刷予定のない短編。

　武器に変化し、人間に特殊なスキルを与える外部拡張脳、通称ブラック・ボックス。 　ブラック・ボックスを扱う異能力者たちは、箱遣いと呼ばれる。 「僕は国王になる！」 　奴隷闘士の…

大学２年生の秋仁は、幼馴染であり恋人である海恋をよりにもよって、大学でも有数の美少女である葵に寝取られた。 その上、親の再婚相手の連れ子が葵で。 彼女と一緒に暮らす事になる。…

遊びたい盛りの中学二年生――鎌田大悟は信号無視してきた車に跳ねられて右脚を骨折し、入院するハメになってしまう。 そんな大悟の見舞いに来た幼馴染――今村晶は、思いのほかケロッとして…

「ヒーロー症候群」 　誰もが発症する可能性のあるという病気。それは、人間の持つ何かしらの能力を向上させ、ヒーローになろうとする、というものだった。 　そしてその病気により、身…

　異世界転生した僕は、なぜか異種族が集うキャバクラで働く事になりました。 　それも出勤管理するボーイではなく、女として、キャバ嬢として。 　……いや無理ですって！　女の子のフリ…

ド貧乏である男爵令嬢のエルナは、社交界で浮かないよう空前の「ファンクラブ」ブームに乗っかり、王国筆頭魔術師であるスレンのファンのフリをしてやり過ごしていた。 「俺達、両思いだっ…

子爵令嬢であるヴィオラは、何もかもが自分とは釣り合わない公爵令息フィリップとの婚約破棄を望んでいた。そして事故に遭ったのをきっかけに、記憶喪失のふりをすることにした。 けれど突…

過去に傷を持つ松下劉弦と辻天馬、身寄りのない数原利休、娘を失った悲しみに打ちひしがれていた真鍋蓮実たちが、『龍幸寺』という寺の和尚と出会い、生活を共にする。 一般社会に溶け込むこ…