「ただわたしだけが」を含む小説

　わたしの同級生カンジ。 　彼は中学2年の時、風景小屋と戦ったドン・キホーテよろしく、鉄棒一本を持って新幹線☓☓☓と戦った。 　一体誰があんな物と戦うことを想定したであろうか。…

冒険者パーティを追放されたオレは、単独で魔獣討伐に向かう。 だが討伐はあえなく失敗。オレの命運もここまでか……というところで、息を呑むような美少女と美女、二人組に助けられる。 …

時は令和二十七年。 千葉県の中学に転校してきたアサキは、すぐに四人の友達が出来て仲良くなるのだが、 実は彼女たち四人は、魔道着に身を包んで未知の生物ヴァイスタと戦う魔法使いだ…

「わたし……愛助さんみたいな人と付き合いたいです！」 　ある日、動画サイトで激甘Vtuberカフェラテ子さんの動画を視聴していたら、僕こと長谷部愛助（はせべあいすけ）の名前が何…

「馬屋お七」を名乗りわたしが始めた競馬予想屋稼業。秘密のAIを駆使し、ここまでの的中率は七割、回収率は400％を超えた。このまま予想屋として成り上がっていくつもりでいたのだが……。

わたしは両親を亡くしたご主人様の世話をするアンドロイド。 名をミリエラ。 彼の世話をして、ずっと、ずっと。 そうしていつの間にか、わたしは彼を愛していたらしい。 彼の脈打つ心臓を…

ふたりで仲よくお話しているみたい。

小学校の図書室とは、純朴な少年少女を二次元の泥濘へと誘い込むリビングトラップである。 ※小説家になろうにも掲載しております

　ユーリ・オットーは《騎士》になることが夢であった。 《従騎士》として務めあげて、ようやく《正騎士》として認められるところまでやってきたのだ。 　そんなある日、彼女は任務で仲間達…

わたしこと、下柳真弓はバリバリのキャリアウーマン。 細身で高身長に地味目のスーツが良く似合う、デキる女がわたしだ！ 同期の中でも一番の出世頭。 今、ある部署で、あるプロジェクトの…

※第一部『旅立ち』完。 　第二部『宮廷円舞』につづく。 ※これは、前世と今生、二度に渡って戦争の被災者となった少女が、戦争を殺すために世界の経営者へと成り上がる物語 ※あらす…

〈side佳央〉 雪乃は昔から、たわいもない小さな嘘をよくついた。 そのせいで嘘つきと言われていたけれど、その嘘には夢があった。 だから雪乃のことも、彼女の嘘も大好きだった。…

「別れない？　わたしたち」 衝動的に別れ話を切り出したことを後悔する私。思い出の喫茶店。あのとき彼と一緒に食べたレモンタルトが今日は苦い。ふと窓の外を見ると、季節外れのサンタが現…

プロットコンテストに初参加です。 【実績】 ・電撃文庫 『わたし以外とのラブコメは許さないんだからね』１～６ 『スカルアトラス　楽園を継ぐ者』１～２ 『わたしの魔術コンサルタン…

「質問なのですが、お二人の言う『それ』って愛なのかしら？」 　わたくしは、目の前で肩を寄せ合って寄り添う二人へと質問をする。 「な、なにを……そ、そんなことあなたに言われる筋…

辿り着いた街を散策するフィルの上に舞い降りた娘は旅の一座の踊り子で歌姫のキュアだった。 座長への借金から、金持ちに身売りしろと迫られるキュアを助けたいフィル。 キュアは『惚れた…

ある雨の日、わたしは恋をした。そのひとには、すきなひとがいた。

AIが人間の頭脳を超えたので、人間の思考をトレースすることは容易になった。だれもが自分の分身といえるAIの自分をもつようになった。

6つ年上の先生 わたし

佐川みなみは風邪にかかっていた。友人の谷本唯から吉行啓介と10年ぶりに再会したと連絡をもらう《吉行くん小テストのこと覚えていなかった！》そんなメッセージを見てみなみは昔のことを思…