モミジアオイ
本と珈琲。
第1話 2019年6月
いつからか、言おうと思えば言えるかもしれないけど、朧げな様な明白な様な曖昧な気もする。それほどに自然でいつの間にか、〝それ〟は私に浸潤していた。
その年の4月から勤務地に来るはずが勤務予定日が伸び、私は内心なんてルーズなんだろう、患者さんに説明するのも一苦労だし文句の1つも言われるし…半ば呆れていた。
私は先生とは初対面になる。でも先生は以前この病院で勤務していたそうだ。
だから以前一緒に働いていた病院スタッフはまた先生と会える事を楽しみにしていた。
皆んなが皆んな先生との再会を楽しみにしている、どんな先生なんだろう。
最初はそんな気持ちで、いつ赴任してくるのかも未定の先生の事をぼんやり考えていた。
モミジアオイ 本と珈琲。 @daizumochi
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