「人 純文学」を含む小説

好きな人がいるっていいよね。

処刑人の話。

生きる意味が見いだせない大学院生、上条美生のもとに、高校時代に上条に思いを寄せていた青年、霧生仁人からの手紙が届いた。彼は難病を患い、半年後に海外で安楽死することになっていた。 …

作者からの一方的な語りかけではなく、読者である貴方と一緒に小説をつくっていきます。 双方向で、織りなすハーモニーはどういう展開になるかは予測不能です。 貴方のご参加をお待ちしてい…

ある本に触発されて大麻を求めて海外旅行に出た青年が、フルムーンパーティーとして有名なタイの島で、このパーティーの為に集まった日本人旅行者と一緒になって一夜を過ごす物語です。事前の…

夫とは二年前に離婚。二人暮しだった息子は病気で亡くした。 若気の至りとはよく言うもので、家庭を顧みず散財に走り、他の男に現を抜かしたバチが当たったのだ。 人生で最大の過ちを犯して…

『私』は授業のない休日に、海まで来ていたのだった。大学を辞めて新たに美大に入り直した彼女について想うと、自分の進むべき道を考えざるを得なかった。できることを精一杯やること。彼女は…

第41回すばる文学賞、三次選考通過作。 花火大会の次の日、倫太郎は妻の奈穂子に家を追い出される。暑い町をさまよいながら奈穂子との過去を思い返す倫太郎は、不思議な少女に出会う。

堀切智信はエレクトーンの腕にかなりの自信を持っていたが、こだわりすぎて落ちぶれてしまった。ろくでなしニートのある計画とは？

突然近づいてきた須川は、不思議なくらい自分に優しかった。繊細で詩的な心を持つ主人公が出会った、おしゃれな青年須川。切なくも愛おしい２人だけの幸せが今始まる。

駅裏の小汚い喫茶店。そこは僕にとって全ての世界。 いらっしゃいませ。ご注文はブレンドですか？　アメリカンですか？ すみません。当店はこの二点しか置いておりません。文句ならいくらで…

大学の冬休みに帰省した主人公は、わざわざ送りに来た男友達と別れ、一人バスに乗り込む。 小説家になろう、ノベルアップ＋、noteでも同内容で掲載しています。

「一つ聞きたい事があるんだがね。君達、ジャップは！　おっと失敬！　失敬したね！」 HJ【ヘイト】小説大賞2018参加作品 日本人として初めて受けた差別体験とオーストラリアの長期旅…

別名で投稿していたのを削除してしまったのでこちらに投稿しました。 『高校生の「僕」はいつもの様に電車に乗っていた。』

言語、密室、少年探偵団。 幽霊、世界の模型、なめらかに動く機械。 アフターマス、なぞの宗教団体、占星術。 死者の国へ消えた父、暗号と暗合、供物。 死者と記憶の街、拳銃、煙草と少年…

高校2年生のゆかりは悩んでいた。 季節は梅雨。学校で出された進路調査に何を書けばいいのかわからなかったのだ。 周りに置いて行かれる焦り。家族への抑圧。先が見えない不安。 自分が目…

二人の男は不思議な夢から目を覚ます。ひとりは不吉な夢から、ひとりは心地よい夢からの目覚めだった。 神奈川県内の大学に通う男は、卒業論文で関東大震災時における朝鮮人虐殺事件を調べ…

紙ひこうきと二人の少年の話

記憶を失った少女が目覚めた場所は「蓮の国」とも呼ばれるリエン国―――。 少女は海に倒れていた自分を助けてくれた剣士の青年に新しい名前を貰い、彼とリエン国の人々に助けられながら記…