「だったらいいなあ」を含む小説

これはどの国にも当て嵌めてもいいです。 あとなんか怪文書。

放課後の図書室で仕事をしていた本荘紫織は、同じクラスの男子、江端から手紙を渡される。それはスマートフォンのメッセージアプリが全盛の今どきには珍しい『ラブレター』だったが、宛名は紫…

　よく、「“さようなら”より、“また会いましょう”がいい」と言う人がいますよね。 　ぼくは違います。大切な人であればあるほど、ちゃんと「さようなら」と言いたい。明日、必ず会える保…

ある日、若くして両親が営む町工場を継いだ少女は、二年前に亡くした父親の形見から会社の倉庫を封印した鍵を見つけてしまう。そこに眠っていたのは巨大ロボットのパーツ。興味本位で組み立て…

同じタイトルと三題噺で書いてますが、それ以外に関連はないです。 ややルール違反にはなりますが、自主企画の10000字以内という制約に引っかかったので、自主企画完了後にアルビノの続…

　台北に観光に来たあたし、こと柳原伊澄。 　夕ご飯を食べてホテルに帰る途中、悪いと思いつつ開いていた雑居ビルのドアをくぐってビルの一番上の階に居たお爺さん。 　そのお爺さんが…

いつまでも森の奥の沼に浸って眠っている。 無くしものは隠した時から日の目を浴びることを恐れていた。 それでいいと思っていた、それがいいと思い続けている。

(1000字の短編) 山の廃校を借りて10年。馬と暮らす…僕。仕事で離れる以外はずっと一緒。強い絆がある。春夏秋はいい…でも…冬が苦手。ドカ雪が苦手の南国育ちの僕。11年目のある…

主催者、犀川 よう様による自主企画『さいかわ卯月賞』 https://kakuyomu.jp/works/16818093074716355261 　テーマは「春」 ・テーマ…

　高校三年生の1年間をループしている市河永和は、四月七日というたった一日だけ、それを自覚できる可能性があった。運よくもループを自覚したはいいものの、脱する方法も分からぬまま怠惰に…

真澄藍佐は十六才、バージン。バージンを捨てたいとは願っているがなかなかいい相手が見つからない。そんなとき 目の前に素敵な結婚詐欺師今塚が現れる。だがこの結婚詐欺師、なんだかいわく…

短編集です。話は繋がってないです。どこから読んでもいいです。 「あ……こういうの興奮するんだよな……」って概念を思いついたら都度書きます。 基本感情が重い女の子が出てくるけど、た…

濱口竜介監督の映画「悪は存在しない」を観てから、なんとなくイメージとか解釈をまとめようとおもいながら書きました。話的には元ネタと関連するネタバレなんかは一切ありませんが、ただイメ…

　侑都は中学生の頃から片思いしている女の子がいた。名前は赤星　里穂といい誰にでも分け隔てなく接するまさに天使と形容するに相応しい完璧な美少女だ…と思っていたのだが…。 　 　僕は…

ここに剣の道を行く女子高生がいる。蜘蛛の大神の化身たる女子高生がいる。 二人が同じ高校で同じ時間を過ごしたのはいつか来る戦いの日の下準備だったのだ。 まあそんなことはどうでもいい…

僕は主人公の清水翠人(しみずあきと)。私立文系の大学４年生で就活を行っている。趣味はカードゲームと読書で、将来の夢は編集者や書店員になること。 「よし、いい会社に入れるように就…

「お前だけ非リアじゃん」 三つのカップルと俺で形成されたこのクラスのカースト上位グループ。ある日、リア充共はそう俺をバカにしてきた。 ――ふざけんな！　お前ら、俺が仲立ちしまく…

　見込み残業をこえて今日も今日とて残業にいそしみ、その疲れを休日に猫カフェに入り浸って癒すモフモフ好きな主人公、八神優子は時空の裂け目に巻き込まれ異世界へと落ちてしまった、そこの…

何度も変わっていいですか