検閲者と読者の違い。
図書館司書の勉強をしていたとき教科書に書いてあったのを覚えています。
検閲者は作品の悪いところを探し、読者は作品の良いところを探す。それが違いだそうです。
作品の良いところを探していく読者の感想は、多くの作者にとって有用なものとなると思います。
そしてカクヨムでは多くの作品に触れる機会があり、感想コメントを書くときに困ったことがあるかもしれません。
そういうときにどう書けばいいんだろう、という疑問を持つ人を導いてくれる感想でもあると思います。
また、自分が編集者だったらという姿勢で選考基準も書かれており、公募に挑戦する人にとっても参考になる一作。
書き手としても読み手としても勉強になる作品です。ぜひご覧になってください!
自主企画にて行われた
第一回さいかわ卯月賞
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074716315948
そのもう一つの講評がこちらの投稿となります。
作者様はそれぞれの作品について、実に深く読み込み、感想を書いておられます。
とんでもない労力だったと思います。
企画に参加し、作品を投稿した者としては頭が下がります。
自分、企画に参加してないから関係ないやと思った方もいるかも知れませんが、ちょっと待ってください。
書き手にも読み手にも、大事なことがいっぱい書かれているのです。
特に最後の一話一作で解説している部分は圧巻です。
ぜひ読みましょう。
もちろん、解説の前に対象の作品も読みましょう。
私は、書き手としてここまで深く書いていたかと自問し、読み手としてここまで深く読めていたかと自問することとなりました。
アナタはどうでしょう。
単に誰かの作品を読むだけでは得られないものを得られるはずですよ!