「←という設定」を含む小説

僕が感じている現実での疎外感。それは単なる自意識過剰なのか、それとも本当に世界と僕がずれてしまっているのか……。 眠れない夜。路地裏にある怪しい古書店『本屋迷宮』は店を開けていた…

少年、咲間曜は何が起きたのか理解できなかった。 何故両親は亡くなったのか。理解することができなかった。 絶望を抱え込んだ曜が出会うのは、命と寄り添う少年、泉悠。 彼は不敵に微笑…

　高身長と美貌を誇るオネエな師匠と、優等生なのに師匠大好きなせいで残念方面に振り切れがちな弟子ちゃんの一幕。 　ミリタリー要素に明るくないため、銃や狙撃の描写はあっさりしてます。…

来年に受験を控えた鳴瀬飛鳥は苛立ちを覚える度に頭痛に襲われていた。 もうすぐ春休みというある日、父親から神沢という男をボディーガードをあてがわれる。 反発するものの、送り付けられ…

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今回もKAC2023、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

「ああ、ようやくシャルロットと会える」 30年前——西暦一九九二年。この世界はかつての崩壊戦争の結果、共に崩壊に至ることとなった異なる世界。その中の魔力持ちが支配する通称魔界。こ…

学園祭前、第二高等学校2年生遠山太一は、顔のいい同級生・出雲亮介に付きまとわれていた。それは、初夏のある日、互いが運命の番であると、気づいてしまったからであった。しかし太一はどう…

公爵令嬢アリシアはこの国の第二王子と婚約していた。 学舎に入学する時期から半年も経つ頃、廊下を彷徨っていると第二王子に婚約破棄を言い渡される。 でっち上げられた冤罪が理由だったが…

最初と最後だけ参加した人間のいいわけです。 夏休みの宿題は最初と最後だけ頑張る方でした。 あと、見苦しくも７７７文字のラッキー賞を狙って短めに書いてます。 これが７７７７文字だ…

きれいな顔立ちをしているなと思っていたら、あっという間にイケメンになっていた。息子のような存在だが、この店の亭主とは体つきも顔立ちもまるっきり似ていない。 「おう」 「ちょっと、…

『異世界』を描く際に、まず考えなくてはならない『舞台設定』。 どんな人種が住んでいる？時代は？食文化は？１日は何時間？１年は何日？気候は暑い？寒い？………。 作者が描く世界が読…

【2023KAC 第6回『アンラッキーセブン』参加作品】 その日も中山店長は頭を悩ませていた。スロットマシンの売り上げのしょぼさに、である。 「ちょい設定をいじっても良いですか…

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今回もKAC2023、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

《アンラッキー》の二つ名で呼ばれる不幸な男性戦士《セブン》は、あるとき、ダンジョンで変な形をした異界の剣、《七支刀（しちしとう）》を拾った。 この剣は持ち主に《不幸の選択肢》を…

ラーメンさたけの店長佐竹は、まさに昭和の頑固親父そのもので口調は江戸っ子みたいである。 自分に都合が悪い客が来るとキレ散らかして客を威嚇するのである。 今日も今日とてgoogle…

未来の世界から現代へやってきた美少女ロボット（ネコ耳付き）のコノブが、愛する彼へ想いを伝えるために頑張るショートストーリー。 ※新規連載予定の長編の一部分を短編として切り抜いて…

こんな三文小説に、こんな細かい設定をしてお前はアホか～とか思われそうですが、性分何で仕方がありません。 どなたかこの舞台を使って、素晴らしい話を書いていただけないものでしょうか？…

　鳥の中でもぶっちぎりでペンギンが嫌いな語り手が、ペンギン絡みの都市伝説に遭遇した話。たぶんコメディ調です。 　横から見たペンギンの姿は7に似てるし、キングペンギンの後ろ姿は僧綱…

ちょっと仕事の愚痴を聞いてくれ。

　格闘家、剣士、ゴブリンの三人衆は一人の少女を『エルフ』から救い出した。 　少女の名前はゼウス。この時の彼女は、まだ何も知らない女の子だった。 　始まった旅の途中、ゼウスは夜中に…