「＃恐怖」を含む小説

この世には、白と黒の２つの世界が存在する。 白の世界には生き物が住み、黒の世界には怪異が住む。 白と黒の世界の間には境界があり、時に境界を超える”モノ”がいる。 怪異狩り…

主人公、大平洋一（おおひらよういち）は、偶然にも高校の体育祭の時に知り合った陽氏可憐（ようしかれん）と交際を深め、ついに結婚に至るまでの仲となった。 しかし、結婚を間近にした公園…

　旧校舎二階の女子トイレ。 　生徒から呪われたトイレと呼ばれるそのトイレは 　「絶対に紙がないトイレ」 　だったのである。 　追い詰められる精神。問われる友情。見つける愛…

むかしむかし。 この国には鬼がいました。 森に潜み、闇に潜み、獲物を自らの腹に納めんと目を爛々と輝かせる鬼を、人々は恐怖していました。 中でも恐れられたのは『紅天／ベニテン』…

タイのバンコクで暮らす不動産会社の社長。新しいアパートへの引越し。引越し先でみつけたバナナ色の扇風機。その扇風機には秘密が。タイの万国を舞台にした新たな都市伝説のはじまり。

掛け時計の伊藤時は、ある女性とアパートで暮らしている。 ある日、その女性がいきなり焼身自殺をする！伊藤時は、それに巻き込まれて……

　私は関西の訛りが苦手。 　独特のリズムに攻撃的な言葉を載せてマシンガンの様に喋るお笑い番組は私にとって恐怖の対象であり忌避するべきモノだった。 　丸山課長が苦手な理由はソレ。 …

保育士の女性の手記。それは、恐怖の手記だった……

ルルイエ。 耳慣れないその名字は、彼女の先祖の故郷の地名に由来するという。 一九三〇年、当時十八歳だったキャロライン・ルルイエは、ルルイエの地を探すための旅に出たまま行方不明とな…

鳥野勇は、1度自殺を試みた。九死に一生を得たものの、人というものに恐怖を覚えている勇は、高校がとても憂鬱だった。だが登校日の前日、花咲呈菜との出会いをきっかけに徐々にではあるが、…

久々に文章を書くので、勘をとりもどすための習作となります。 肩の力を抜いて、考えなしに書いていくつもりです。 内容としましては、筆者自身が体験した怪奇現象を書きます。 ただ、私…

真夜中に突然ケータイが鳴った。 未来の私からの電話だった。 「殺される」のメッセージ。私は未来を変えて生き残る事が出来るのか？

東洋医学は疾患前。西洋医学は疾患後。 　海を挟んだ2つの医学の違いは、その治し方にある。 　例えば何かの拍子に、接合部が緩んで腕が取れてしまったおもちゃがあるとする。 　西洋…

　武器屋の二代目を継ぐと思われていた初代の孫娘ココ。しかし彼女は武器屋に憧れを抱きつつも、加害に関係することを恐れていた。矛盾した武器屋である2代目は突如自分の作った武器を持って…

登山愛好の俺たちサークルメンバーはよく、山登りに行く。 この日も快晴で絶好の天気と聞いていたが、下山中に、猛吹雪に見舞われた。 遭難しない為、近くにあった避難小屋に逃げ込む。 …

観光特急での、三十分の移動時間。 快適で楽しいものだったそれは……ひどく不快で、恐ろしいものとなってしまった。 そんな「ドン引き系ホラー」……ご覧あれ。 ※この作品はフィクシ…

山間の無人駅に置かれた”駅ノート”が紡ぐ恐怖とは…

死は恐怖の対象ではない、甘ったるいお菓子、きれいな尸、異常な夢、やわらかな悪夢、包帯のしろいろ、結合双生児、共通の目的があって。

田舎の高校に通う女子高生、咲。 彼女の通う学校の近くに、そこを通れば学校への近道となる林道があった。 だが、その道を通るものはおらず、また、通る事も暗黙の了解で禁止されていた。 …

大学生の船戸絵奈は、ひとが作ってくれたものを食べることができない。 それは中学生の日の出来事に起因する。 彼女を襲った恐怖とは……。 「5分で読書」短編小説コンテスト応募作です…