ある保育士の手記

亞讍

一頁目 「明日」

わたしは子どもが嫌い。嫌いというよりは、子どもに恐怖を抱くんだよね〜はぁ。これ、分かる人、いるのかな?多分、いないだろうけど。前に、友達のみゆっちにきいんだよ〜「ねぇ、子どもに恐怖を抱く時ある?」

って。そうきいたら、みゆっち、そんなことないって。じゃあ、本当にわたしだけって

こと?嫌だな〜なんとかならないのかな〜

子どもに恐怖を抱くようになったのは、いつ頃かな〜確か、急だった気がする。だから、これを克服するといっても難しくて……最初からそうだったら、わたし、すぐにそれを克服していたよ〜だって、わたし、保育士

やってるから。

そうなの!保育士やってるの!だから、明日かの仕事、大丈夫かな?ちょうど、連休中に急にああなったから、これ、仕方ないよね〜

だったら、我慢して、仕事した方が良いかな?でもな〜仕事中に、子どもに恐怖を抱いて、きゃーとか叫んじゃったらどうしよ〜

絶対、子どもたちが怖がっちゃうよね?

はぁ。どうしよ〜もし、そうなっちゃったら、やっぱり、子どもたちが……じゃあ、休もうかな?でも、連休中、全部休んだから、もう、ムリかな〜ああー!

こうなったら、強引な方法を使って、休んじゃおうかな〜でも、そうするしかないよね〜

子どもたちのことが一番大事だし〜

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