「KAC４」を含む小説

あなたとわたしが、何通も書き続けた手紙の思い出。 そこに秘められたわたしの思い。 この手紙が届く頃に、わたしはあたなのもとへ向かいます。

亜梨ともう一度一緒に暮らしたい。 それが俊之の最期のお願いだった。 俊之はその気持ちを手紙にしたためようとしていた。 なかなか思うように書けない。 自分の気持ちをうまく伝えられな…

本と決別しようとした人間に訪れる不思議な出来事……

私と相棒のクロは、途中まで描かれて投げ出された黒歴史ノートのキャラクターです。中学からずっと、押し入れの中にしまわれています。 退屈な日々、一生日の目を見ることはないかなと、設…

離任式に余計なものを持ってくる生徒たちの小話 カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～応募全作品が緩く繋がるオムニバ…

そこそこ売れている小説家の元に悪魔がやって来て 暫くペンを置く事を要求して来た

辺境の村で旅の魔法術師に出会い、その魔法に魅せられた少年、エリル・ガットフは、国立魔法学園に入学する。これは、エリルが入学して三ヶ月後、魔法術師の必須アイテムである『紙とペンと魔…

　魔法少女達は岡山を抜け兵庫へ。そこには以前倒した死神っぽいモンスターの兄と名乗るモンスターが待ち伏せをしていた。罠にハマった２人に無数のモンスターが襲いかかる。トリがそいつらを…

これを読んだほとんどの人はこの物語を好まないと思います。それでもと言う方にぜひ読んで欲しい。

平凡な万年筆だが、カレンにとっては大切なものである。亡くなった祖父の形見であり、これで書いた脚本が高名な新人賞で佳作を獲ったことで、カレンは演劇人の仲間入りを果たしたのだ。

　大学生・嶋田海は急逝した祖父を思い出す。 　祖父への想い出で一番心に残っていたのは、【呪い】により人を助ける姿だった──。 　そんな祖父の心を知りたくて、海は自らも【呪い師…

四月から中学生になる少女、陣まどか。最強の召喚士になることを夢見ている。 ある日、まどかが紙とペンで魔法陣を書いたら、とんでもない大物を召喚してしまった！？

隣の席の真冬さんは言葉をしゃべれない。そんな彼女はクラスでも浮いていた。 そんな彼女と密かに行っていた授業中の筆談。彼女の思いが紙とペンにこもっている。

『青春の一ページ』。 それはきっと誰にでも訪れる、密かに憧れてもいる人生の一コマではないでしょうか。 実はそれ、青春を司る神様が一人一人に合わせて創り上げているって知っていました…

高校二年生の優華は卒業していく三年生の田崎俊哉に思いを伝えたくて必死にもがいていた。

求婚者とそれを断ろうとする子のお話です。

高校生の遠麻が好きになったのは、国語科の若い女性教師。 言えるはずもない想いの捌け口として、彼は先生の言動をひたすら書き残すことを習慣にしていた。 ルーズリーフとシャープペンシル…

二一〇〇年の春。大和タケルは、一年振りに会ったアーレンス遥に恋文《ラブレター》を手渡す。 彼女の瞳から流れる涙。これは、その恋文《ラブレター》までにたどり着くまでに人類が要した、…

言葉よりも、手紙を選んだ理由とは… ※この作品に出てくる施設名などは全て想像です 例え一致していてもそれは全て偶然の一致です