「自分って何？」を含む小説

風俗嬢の美由は、お金のため生活のため、と割り切って日々を生きていた。 普通の恋愛に関しても、どこかあきらめている部分もあった。 そんなある日。変わった客が美由についた。イケメンで…

私は毎日、心の中の自分と対話する。 今日、出会った世界の色や、人の色を話して聞かせるのだ。 そして、自分が何色に心が染まったかを報告する。 彼女は、面白くなさそうな顔をし…

MMOPGが大好きな冴えないサラリーマンがラスボスのドラゴンを倒したら、自分がラスボスのドラゴンになっていた！？ もともとヒーローとして人を助けるのが好きで、ゲーム上は勇者ばかり…

今まで１０作品以上を書いて、一番苦しんだかな？？ 誰もの心に内在する、甘ったれた自己愛からくる『希死念慮』を、他人様に理解できるようなカタチにすると、おれの場合はこうなる。極めて…

突如として真っ暗な空間で意識が芽生えた自分は何をすればいいのかわからず、ただひたすらに現在の状況や将来の展望を考えていた。

　森のフクロウの力を借りてアイドルになった千春。ある日、メンバー内で自分ルールの話で盛り上がる。そんな中、そう言うのを何も設定していないと彼女は悩むのだった。 　自分も何かルール…

ある日、藤井立人はクラスメイトの文村ヨミに自分をモデルにした小説を書きたいと言われる。 しぶしぶ承諾するが、その小説の主人公は自分とは似ても似つかない。 いったい自分の何が良かっ…

このストーリーはゲームを作りたいと思って置くことにします。lainの男版を目指していますがどうなるかわかりません。そして主人公は自分で何もやっていないのに周囲に異変が起きていくと…

桜田帆夏（ほのか）は福島県会津若松市の高校１年生。父の武士は偶然訪れた展覧会で、１体の土偶に一目惚れ。その魅力を熱く語る父に、何気に尋ねた母・千秋との馴れ初めに爆笑エピソードが判…

『才能のポーカーがあるとすれば、僕の手札は『豚』だった』 自分を愛せない主人公。しかし電車事故から自己犠牲の形で女性を救ったことを神に評価され、彼は残りの人生を歩むことを許され…

ある日、少女は目覚めた。それまでの記憶が無かったが、薄らぼんやりと覚えていた知識。そして、 ”魔女を皆殺しにする”という理由のわからない目的。 気まぐれで拾った三人の子供をきっ…

関東大震災で記憶を失った少女、りょう子は世田谷の華夜子という女主人のいる家に世話になることになる。同じ居候には双子の女の子那智・未知と、高等学校に通う晄。歓迎してくれる双子とは反…

中学二年生の永嶋聡介は水泳で全国大会で優勝するほどの実力の持ち主。しかし、練習に追われる毎日に自分が何のために生きているのか、水泳を続けるべきなのかを悩み苦しむ。クラスメイトの村…

　主人公のカナは、幼い頃から空を飛ぶ為の訓練を受けていた。 　訓練はとても厳しく、激しいものだったが大好きな空を飛ぶために必要な事だと思えばなんとか耐えられた。 　そして、い…

『個』を『個』と判断するものは何だろうか。 記憶だろうか。 記録だろうか。 知識だろうか。 知恵だろうか。 もしそれが記憶だというのなら、 記憶こそが『個』を『個』と判断するのだ…

歩く、ということが、こうしてみると今までの詩にもそうだが、意識しないままによく表れているように思う。 やはり自分にとって何か、あるんだと思う。 それを探った詩。

　あらゆる情報機器がネットワークにつながり制御されている、IoT時代。 　IoTの恩恵を受けながらも、その仕組みや成り立ちにはほとんど興味がない、ごく普通の中学生、荻久保絶人。 …

当然ですが、書字には訓練の必要があります。形態問わず、訓練することで書くことを可能にします。だから私は書字の訓練をします。これはその類の文章なのでしょう。

　私は貴方に迷わずに進んでほしい。それでも、私には分からない。今の自分に何が出来るのか。貴方の為にも、自分の為にも。 　それだけが残念で仕方がないのです。 　でも、私は伝え続けま…

販売停止となったVRMMO『デスロード』。父が働いていた会社で作られたゲームだ、勿論世に出ていないのでやる手段は本来なら無かったのだが父は死に際にあるメッセージを残してあの世へ旅…