人と超人との関係を主軸とし、ナノマシンを骨子にして、ロボに超能力にアンドロイドにとSF要素を散りばめた作品です。色々細かい設定を無理なくまとめており、とても読みやすいと思います。また、各登場人物についても、生き生きとしていて好感が持てます。話も山場に差し掛かっており、これからどうなるかとても楽しみです。トランスヒューマンとしての在り方は、つまりはいつか人々が辿り着く先であり、それはやっぱりただの人である事なのでしょう。詰まるところ、本作品はボーイミーツガールなのです。
軽快なところは軽快だが熱いところは熱い少年漫画のようなSF。ヒロインのリゼが可愛い。7話で頭が真っ白になったのは作者の思うつぼだろう。