3つの質問シリーズ 企画主例示用

とざきとおる

2021 週刊カクヨムNo.38 3つの質問シリーズ!


今回の質問3つ


Q1 尊敬する作家さんは誰ですか?

Q2 その作家さんの作品を見て、勉強になったこと、心動かされたこと、等、何か影響をうけましたか?


Q3 Q2までの作家さんの作品でなくても良いです。一番好きな名言を教えてください。なぜ好きかも教えてくれると嬉しいです。




Q1 尊敬する作家さんは誰ですか?


 SAOの作者である川原礫先生です。出会いは妹に薦められて読み始めたライトノベル。


 読む前は、ライトノベルと聞くと、わざわざ小説になったファンタジーを読まなくても、漫画とかあるし良くない? と思っていましたが、薦められた作品を見て世界が変わりました。


 自分が好きなファンタジーでありながら硬派というわけではない。それでも、文字でつづられた物語を読み、最後は泣きそうになるほど本当に心が揺れ動かされた経験は強烈でした。


 文字でも人を感動させることができる。元々、創作は好きだったので、自分の作る物語で人を感動させる経験をしてみたい。そう思えるほどの。


 特に……14巻ですよ。そして18巻ですよ。長い長い積み重ねがあるからこそ、響く言葉がありました。


 そこでその言葉使うのかー! ステキ!


 ってなりましたね。 




Q2 その作家さんの作品を見て、勉強になったこと、心動かされたこと、等、何か影響をうけましたか?




 影響どころか、個人的にはめっちゃお世話になっている執筆の教科書です。


 描写に困ったときとか、間をどう埋めるかとか、困ったときに参考にさせて貰っています。


 当時はただ真似るばかりでしたが、最近になってめっちゃダメ出しを受けた作品をリメイクする際に、もう一度原点となった作品を見直し、文が本当によく考えられているなと感じます。


 一歩でも近づきたいなあ……。




Q3 Q2までの作家さんの作品でなくても良いです。一番好きな名言を教えてください。なぜ好きかも教えてくれると嬉しいです。



 名言に関しては、実は一番好きな名言は別の作品にあります。


「開いた穴は別の物で埋めるしかないように、過ちは正しい行いで償うしかない」


 過ちを犯した者を排除するのではなく、きちんと反省し、次は善い方向へと向かってもらう。


 罪には罰を、失敗には反省と挽回を。一度の過ちで、死ねというのは、あまりにも軽すぎる。


 自分に一生消えない忌まわしい痛みのタトゥーを刻まれて、地獄のような痛みを伴いながら、今度は過ちで生まれた負債以上の利益、喜びを誰かに与えることが、償いだと個人的には思ってます。


 例えば政治家とか、芸能人とかは、まあ、私の知らない裏事情とかあると思いますが、責任を問って辞めますだけじゃ、私はあまりよくは思ってません。


 お前が責任をとって辞めるなど知らん、改善の誠意を見せろ。と思ってしまうわけですね。


 そんな私の考え方を、そのまま表してくれているこの言葉はとても好きです。


 私の作品でも同様の話を書いてみたいと思っています。


 ちょっと、過激な考え方かもしれませんね。人に強いるつもりはありませんので、そこはご安心を。 

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