「短編 仕事」を含む小説

　『勇の場合』 　暑い夏の日。 　勇（ゆう）は趣味で集めている和食器の入れ替え作業をしていた。 　そこに鳴る、インターホンの音。応じると、配達員から「お届け物です」と告げられ、平…

アリス超懲りずにエッセイ続けます♡ セカンドシーズンは ＊５０１から＊７５０までを予定してます♡ アリスの詳しい情報は ファーストシーズンの紹介文を見てね♡ ファーストシーズン同…

　──死神は死者の魂を回収する際、その死因を特定して〈輪廻ブック〉に記載しなければならない。 　そして他殺体の死因に不明な点がある場合、捜査や推理によって〈誰が殺したか〉〈なぜ殺…

　わたし、山岸彩奈は小学六年生！ 　大好きな従兄のケイスケお兄ちゃんとの６年前の約束を今でも待っている。 　それはなんと幽霊がすむアパートで、幽霊の『旅立ち』をお手伝いすること！…

　ごく普通の少女の麟翁寺キリカは、地元を侵略しようと襲ってきたジドリーナ帝国の侵略生物バエンナーに襲われる。その時に助けてくれた魔法生物のトリの力を借りて、彼女は地元を守る戦士、…

　むかしむかし、あるところに石工の見習いがふたりいました。 　ひとりはとても正直者でした。 　もうひとりはとても嘘つきでした。 　あるとき、見習いのふたりは石工職人から石を積み、…

「わたしを魔法使いの弟子にしてください！」 或る日の仕事終わり、珈琲を飲みながら空想に耽っていた僕の前に、突如として彼女は現れた。小学生だろうか。彼女は僕のことを魔法使いだと信じ…

死神採用面接にやって来た男、阿久津正一。面接官・鷲見修一にたくさんのウソをついていたことを自白した。ひとつひとつウソを解きほぐす鷲見。「もうウソはないか」という鷲見の問いに、まだ…

王都の片隅でクソマズイ薬を作る老薬師ニケ。彼には「白髭の悪魔」という二つ名があった。 若き弟子のシンドリは言った。 「師匠、なぜあなたの薬はこんなにも臭くて不味いのですか？」 師…

　仕事の都合で五年ぶりに地元に舞い戻った昴（すばる）は、引越し先の家の前で男同士の喧嘩を目撃する。片方の大男が青年を嬲っている様子は見るに耐えず、昴は殴られたほうの男のけがの具合…

毎朝、あの人の事を思い出す。 笑ってくれたこと、一緒に話したこと、そして、最後に見た、薬指の指輪のこと。 そして吐きそうになって、意識が覚醒していくのだ。 ※リハビリがてらの…

『異世界探偵社クワツ』の社長兼探偵、オリトは、全世界一のポンコツおじさん。 　電子レンジも使えないオリトと、オリトを世話する天才のヤン少年と、かわいい犬のフヨル――そんな凸凹ト…

　憧れの婦人警官になって九年。何故か陸上自衛隊でしごかれまくった幸田詩琳。 　今度の出向先は、な、なんで航空自衛隊⁉︎ 　憧れの交番勤務になれるのは、一体いつなの？ 　わたしは…

齢十五にして異世界から勇者候補を転移させる召喚士の仕事をしているキュリオ・グラッドは、召喚される異世界人に興味を持ち始めた。 だが、自分は下っ端だからなのか異世界人との対話を許さ…

「海へ行こうと思った。」企画参加作品。海に来た理由は結局なんだったのか。喧嘩して出てきてしまった男のストーリー。海×恋愛×仲直り。

（自主企画『【三題噺 #68】「根」「占い」「宝石」』参加用に書きました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」でも掲載しています）