「爺」を含む小説

　みんなは部屋の中でなんかよく分からないオブジェクトが出来上がったことがあるかな？　わたしはあるよ！　なんかそれを作った人は製作途中に「これは僕の人生だ」うんたらかんたら言ってた…

マルメス・アークナーは、農業をしている老い先短い爺だった。 野菜を育てながら毎日を過ごし余生を過ごしたい。そう思っていた。 しかし、そんな願いはとある事件により叶わなくなる。 …

子供の頃の思い出や青春をテーマにした詩です。 短いものは「大分麦焼酎　二階堂」のCMを意識して作っていますので、最後に「私は麦１００％・・・」の台詞を脳内で再生してくださるとうれ…

自分の体験談を交えつつ、書いてみました。 子供の時って、色々と制限がある中での楽しみみたいな、そういう限られた楽しみだからこそ、より一層思い出が色濃くなっているんじゃ無いかなと執…

　今年から、高校一年生となる神城優斗は学校に行く途中に小さな子供を助けようと子供を吹き飛ばし、大型トラックに代わりに引かれてしまった。 　そこで、目が覚めたら立派な髭を生やしたお…

迷子の少女みゆきが出会った3人の爺ちゃんとの珍道中。（爺ちゃんのバトルシーンも有る） ずいぶん前に書いた作品なんですが、ちょっと書き直して掲載です。

　私、公爵令嬢キャロル・アンブラウスはある日、婚約者であったレイフォード殿下から突然の婚約破棄を言い渡されました。嫌がらせとか階段から突き落とそうとしたとか全く心当たりがないので…

今年で喜寿を迎える爺ちゃんは、ある日、自分の歌声を重ね合わせて合唱にしてほしいと頼んできた。その奇抜なお願いは、爺ちゃんにとって遠くて近い、八月のあの暑い日の想いに繋がっていた。…

ヒュドラです。 春も近づいて来ましたね。 梅の花も色づいてきて、 ウグイスの鳴き声も聞こえてくる季節になってきました。 でも、興奮したネコの鳴き声で今日も眠れません。 さて、来週…

人間嫌いで偏屈で頑固で理屈屋で、どうしようもない老人、ハルモア・キャロラディッシュ公爵は、その身分と有り余る私財を使って、自らの屋敷に引きこもり、その毎日を趣味である魔術の探求に…

近所の気持ち悪い爺に風呂を覗かれた。

ミア・カースト17歳。 彼女は天才であり、その若さで大賢者の称号を取得していた。 誰もが将来を嘱望する天才大賢者。 の筈なのだが、彼女はミャウハーゼン家へ奉仕する一メイドとして日…

　僕がおばあちゃんから貰った時計は、金色の古びた時計で、死んだ爺ちゃんの魂が憑いていた。 　この爺ちゃんが結構クセモノで、僕のツマンナイ毎日が大きく変わったんだ。 　この作品は…

カッセル王国についに魔王が降臨した。 だが、人はそれに対抗するために異世界にいる人間を招く『勇者召喚』という強力な術を編み出していた。 その証拠に召喚された勇者には必ず〝紋章〟が…

超高齢化社会になってしまった世界に、革命的な機械が投入された！ その名も三位一体《トリニティクロス》 その名の通り、三人の老人を合体させて一つの強靭な若者に仕立て上げる悪魔の…

カクヨムWeb小説短編賞　応募作品！ 仏具の鈴が鳴る、そこで僕は思い出を語る。

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 帰って来た恋人の良菜（らな）は雨に打たれてぺしょぺしょになっていた。粉雪のようだったはずの肌が、今は牛乳寒天のようなぷるぷるさで。…

小さな村で人々に慕われる老騎士ロデリックは、毎晩密かに邪神と呼ばれた夜の神を崇めていた。 ある夜、その神がロデリックの夢に現れ、願いを叶えると告げる。妻と死別したロデリックは子供…

仕事を辞めて“俺”が夜勤スタッフになった安い老人ホームの二〇一号室には、悪魔がいる。 老人は真夜中だけ美しい若者の姿になり、「女の命を吸ってずっと生きてきた」と語る。 ひとりの女…

中国地方出身の柴山啓太（21歳）は、県内の進学校から、関東地方にある大学に進学し、現在四年生。特にやりたいことがあったわけではないが、実家が農家で、昔から爺ちゃんがイノシシを追っ…