「七」を含む小説

白薔薇の騎士団長ブライアンを応援するサクラとして雇われたリリスはお小遣いのため今日も黄色い声援を送る。ブライアンはリリスの兄で、兄は好敵手である黒薔薇の騎士団長オニキスに声援で負…

世界に九つある泉国の一つ、七泉国。女ばかりのこの国では現王の七人の子もすべて公主であり継承者の不在が危惧されていた。しかしようやく王太女の懐妊が発表され、国民は喜びに湧き立ち…

アデライトは婚約者である王太子に無実の罪を着せられ、婚約破棄の後に断頭台へと送られた。 ……だが、気づけば彼女は七歳に巻き戻っていた。そしてアデライトの傍らには、彼女以外には見え…

英雄、ミーリ・ウートガルドとユキナ・イス・リースフィルトの頂上決戦から二〇年もの月日が流れ、物語は次の世代へ！ 人類最強の血を引く子供達の戦いの物語――！ 第一章「青髪の双子」…

※カクヨムコンテスト10向けに改訂新版を公開しております。→ https://kakuyomu.jp/works/16818093089098193753 これから読まれる場合は…

「人造ドラゴン系Vtuber　ハイド・ロジラム」として活動していた主人公の七都巳大竜は、 ライブ配信の切り忘れから図らずも異世界へ転移…… 神々からチートスキル的なものを授かり勇…

幕末の英雄が異世界の第七王子に転生。 激動の前世に比べ､王族としての行事を淡々とこなすだけの日々に､生き甲斐すら失いそうになる中､生まれ変わった第七王子カイエルは侵攻を狙う周辺国…

18世紀イギリス。エリオットは七年戦争で負った右腕の傷が塞がらず、狂気の解剖医ジョン=ハンターの元を訪れた。治療費と引き換えに自身の亡骸を売り渡す契約を結んだ彼は、死亡するまでハ…

こちらは基本的には前作と同じで、「行き場のないアレコレを逃がす装置」としての脳内ダダ漏れエッセイなのですが。。。 今回は、自分のほかのテーマ縛りエッセイと連動させることにしまし…

（今作再宵（さいしょう）は「霊々、夜。」の続編となります。初めての方はそちらからお読み頂けると幸いです） 夏越蓮夜は、高校二年生の春を迎えていた。 家業を手伝いつつ、新学期を満喫…

３月２７日——卒業式の前日。最終下校時刻をとうに過ぎた十七時。帰宅部・相原万人（あいはらかずと）は学校が変貌していく様子を見る。ガールフレンドの西倉沙織（にしくら さおり）、兄の…

かつて、この世の七割を滅ぼした魔人達。 彼等彼女等は死闘の末英雄に討ち取られ、消滅した。──────はずだった。 西暦3400年、現代。魔人達はそれぞれに転生を果たしていた。 普…

　こしおれたんかです。 　うたよみ、みなしよるけん、うちもしてみた。 　こばむこと、かいひすること、やらないこと、ぬけること、おりることを、ひとのあたりまえのいとなみとして、ぽ…

『先生』と秘密の関係を持つ少女七葉(ななは)。突然会えなくなると告げられて傷心の彼女は友人の鈴香(すずか)から『桜雲館(おううんかん)の紅姫(べにひめ)』の噂を耳にする。 話半分…

とにかく何かを、特に「人の姿をした何か」を斬りたい。 このままでは人を殺しそう！それだけはまずい！ そう考えた十七歳の少女シャールカは、冒険者になることを決意する。 しかし殺…

前世はキャンプで焚き火を眺めることが好きな教師だった。結婚もせず、生徒にはセクハラまがいのことをし、ギリギリ二十代だってのに行き遅れスケベ教師と言われていたのが俺だ。 そんなあ…

　神聖女学園に赴任した昼間夕子は古典教師として文芸部の顧問をも兼任する。 モデルと見間違えるほどに美しい長身の夕子には別の顔があった。 ステルス古典作家として活躍していた。 　あ…

　以前より五・七・五で俳句や川柳のように怪談あるあるを綴る〝怪句（※川柳が一時期「俳風狂句（略して狂句）」と名乗っていたのに倣い「俳風怪句（略して怪句）」）〟なるものを ・『俳…

異世界で勇者と共に戦い、絆を育んだドラゴンは魔王との闘いで命を落とす、その際ドラゴンは思った、「もっと人間を知りたかった」と……やがてドラゴンが目を覚ますと、そこは自分の知らない…