「けもの耳」を含む小説

−−−−その男には名はなくただ憤怒と怨嗟を振り撒き屍の山を築き上げるのみ 屍を踏み越え目指す先は何処か その男に関わってはならぬ その男は破壊しか生まぬ 煉獄の野は独りで往くがい…

一時間小説です。 お題は以下の通り。 【第108回フリーワンライ】 場数を踏む 雨上がり 一方的な相談事

俺は、何処から来たのだろう。 桃から生まれた桃太郎は、幾度となく己に問いかける。母の胎内からではなく、何もない空洞、うつほの中から生まれ出でた己は何者なのか。人の姿をしていても、…

――それは人類がフレンズに遺してしまった絶望の物語 ―― 　パークセントラルで働く警備員、現代マイ(アラシロ)はある日、医療課の友人である今時知恵(イマドキ)から奇妙な伝染病の噂…

　ルーキーズチャレンジ2020、五位入賞！　皆様ありがとうございます！ 　第一部　双葉色の媚薬 　ログロッタ市に住む名ばかり貧乏貴族の三男、ガロッド・フレイワートは家族に疎ま…

登場人物 野堀　小昼(のぼり　さひる) 11歳の少女。下半身不随で、生まれつき車椅子生活。 でもめげずに毎日リハビリに励んでいる。特技は手話と折り紙、手芸など。 司住　奈夜(…

大正日本。迷信も偏見も、今以上に色濃かったこの時代に、一匹の影法師のように黒い耳の欠けた子猫がいたとさ。 お読み頂いた方ののべ半数以上が応援をしてくださいました！　こんな拙作に…

「これ、これが欲しいの」 　ぴょこん、と耳が跳ねて、白うさぎは短い前足を上げた。 　ファンシーなほんわか短編です。 『TOTAL CREATORS！』という小説投稿サイトの、 …

登場人物・・・ 清澄新矢（きよすみあらや）・・・中学校1年生、写真部、健聴者 少年・・・名前、年齢不詳、聴覚に障がいを持つ あらすじ・・・ 引っ込み思案で、人見知りな、清澄新…

テキトー神様から一斉に地球に送られた隕石たち、それぞれとある目的のため、高校生たちの元へと 突撃することになったのだが……？ それぞれの個性豊かな隕石たち＆少女たちに待ち受ける運…

自然豊かな森の中。 彼・黒瀬悠馬はあてどもなく彷徨い歩いていた。 そのとき、耳に響いた子守唄。 優しく胸中を揺さぶり癒すその唄に引かれた黒瀬は、そこで赤子を抱いた大森静子と出会う…

――わたしはただの善意で、人助けをしているわけじゃないんですよ。 ――お前を守る為に剣を握る。 あるひとつの願いを叶える為、人助けに励む主人公クレア。 クレアはある日、勇者パ…

やるなと言われればやりたくなるもの。それは子供の性だったりするかもしれない。大人の忠告なんて聞く耳持たない人の方が多いはず。その言葉がどんなに正しかろうが。

出会いと別れを繰り返し 16度目のこの春は、 地獄の寒冬、憂さ晴らし 私が発表いたします。 来たる日曜、入学式式は ちょっと遅めの満開宣言！ あっぱれぺタッと関口宏 しかし当日迎…

水瀬郁人は鮎川舞のことが好きだ。ある夏の日、鮎川が生徒会長の夏目彰久と交際しだしたという噂を耳にする。河原で凹む郁人の前に『時と運命』の女神ウルドが現れる。ウルドは言う、彼女にか…

　バレンタインに某ラジオに投稿した物のリライトです。 　え？何故そんな前に『大どんでん返し？』を書いていたか？ですか？ 　未来予知とかでは無く、元々こんなものを書くのが小生なので…

「あ……あなたが犯人です！！！」 リザードマンとの戦争が終結。主人公シュウは傭兵から足を洗った。 仕送りしていた妹ユイの待つ家に帰る途中、路地裏から叫び声が聞こえる。 駆けつけ…

僕は耳が聞こえない。 僕は一人。 でも、ある日僕には目の見えない友達ができた。

『朱山祭』で巫女に選ばれ、山の神と対面することになった十歳の少女ネリ。けれども神や失敗を恐れて、祭りの前日の夜、村から逃げ出してしまった。 その先で出会ったのは、狐の耳と尾を持っ…