「SF？ 短編」を含む小説

２０５４年６月２１日。中惑星通過と破片散乱落下による呼称「スカンジナビアの夜」で世界は崩壊する。世界の崩壊だけではなく、中惑星破片群の襲来によって地球はポールシフトした世界として…

気まぐれに書いた短編たち

4分で読める作者の１番目の短編SFです。 ロボットは感情がない。 だから命令されれば人を殺せる。 人間は感情がある。 だから私利私欲のために戦争をする。 地球はみんなの星だ。

戦争の虚しさとか考えて書きました。

全てが最初から手に入ったら、、

最先端医療技術によって薄弱の運命を乗り越え、遂に世界公演を成し遂げた〈声無き歌姫〉ミザの最終公演を記念して、とある人に向けて送られた手紙と『空白の一年』について綴られた日記を特別…

第一回きつねマンドラゴラ小説賞、参加作品です。 注意：この作品はフィクションです。作者は専門家でもなんでもないので、論文だったらリジェクト必至の記述が含まれている可能性が非常…

宇宙歴XX年、色々あって「地球名物といえば蜂蜜ピザだよね」ということになった。そんな宇宙で、ある異星人は「地球名物・寿司のヤマザキ」という店を訪れる。

2091年。テクノロジーの発展は遂に、過去の後悔を清算できるようになった。とある特定機能病院の記憶没入科に今日もまた、患者が訪れる。患者の名は、安倉ミコ。彼女は祖母に伝えることの…

DreaMix――それは月額980円でどんな夢も見放題のサブスクリプションサービス。 あなたはどんな夢を見ますか？ 近未来社会を描くSF短編。

昨今の情勢を背景に綴りました。 待っていたのは、既視感に支配された色の消失した空と、核が露呈した幸福だった。 　 ああ、もう最悪だ。 　

わかりやすさを求めた挙げ句、省略や行間が失われ何もかもが説明過多になった近未来。 そんな時代においてもはや説明過多は文化。不倫は文化だかどうかは知らない（ソックスレス）。 その影…

　その日、何の変哲もなかったある都市の日常は、突如空に出現した一匹の怪獣によってひっくり返る。 　阿鼻叫喚に包まれる街、逃げ惑う人々。 　しかし、いつまで経っても怪獣は街へと降り…

第三回こむら川小説大賞参加作品です 令和の話です inspired/ドレスコーズ「もろびとほろびて」「ニューエラ」

テレパシーが通信サービスとして提供される時代に、僕が片想いしているあの娘は、何故か頑なにそれをしない。 その驚きの理由に、僕も巻き込まれていく。 僕の想いの伝わり方が、武器になる…

地球消滅までの五分間の、たぶんなんてことないお話。

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 エイトビートの雨が降る。 鈍色の雲から漏れ出した粒が、教室の窓を——ポツン、——ポツン、——ポ、ポツンと叩いている。そう言う時分だ…

現代から三十年後の世界。スマートフォンに代わる新たなデバイスとして、高機能コンタクトレンズ型端末、通称「Idealens」が政府主導で開発された。主人公である「僕」もこのデバイス…

私たちをパートナーとして、無生物惑星だったこの星の開発を一緒に行った開拓者の人たち。ある日突然、彼らは私たちに後を託して、星空の彼方に去って行った。でも、きっとあの人たちは戻って…