「見たくない 短編」を含む小説

全ての人が幸福に暮らし、幸せな夢を見ている世界。 そんな世界で一人の少女は謎の人型存在に出会い── こちらは、2024年度の与野高文化祭にて、与野高文芸部が配布した短編集『山丹…

同じ大学の１人の男子生徒、私の学科に所属していた彼はいつも挙動不審で、学科の専門科目さえも1人で受けている。見たところ友人は少ない？もしくはいなそうだ。そんな彼のSNSアカウント…

魔王城に攻め入るも呆気なく敗北してしまう勇者一行。 しかし勇者には最強の武器があった。 「魔王よ。俺はこのケツをお前に捧げよう!!」 「俺はケツのサブスクを提供してるんだ」 「…

　見沼大輔40歳、会社員、独身。彼はもう自分は世間のメインストリームから外れた存在だし、未来も先が見えているし、ひっそりと過ごしていればいいと思っていた。 　だが、異世界に転移し…

しがないサラリーマン宮本は、気分転換と新しい何かを求めて 遊園地「ディスリーランド」を訪れていた。 名物の巨大な観覧車を見てぼーっとしていたその時、その光景は唐突に自分へと牙を向…

この地に越してきた僕は、隣の家の彼女に恋をした。 二人きりで彼女が弾くピアノを眺めるのが好きだった。 ちゃんと、話をするべきだった。

※森見登美彦作品の強い影響とオマージュが含まれます クリスマス目前のある日、四畳半で燻る”私”はひょんなことから似合いもしないアドベントカレンダーを手に入れる。 ２０２１年９…

降り始めた雪を見ながら、男は猛吹雪の中で遭難しかけていたところを助けてくれた赤いローブの女を思い出した。その年は冬が長引き、村人たちはいつ備蓄が尽きるかと怯えていた。その中で古い…

高校二年生の影山ヨルは自宅のベランダで気を失い、目を覚ますと見たことのない洞窟にいた。 何の手がかりもない中、同じ境遇の日向アカリと出会う。 ネガティブなヨルとポジティブなアカリ…

曾祖父の代から日本家屋に住む一家だったが、祖父母の死を契機に家を手放すことにした。しかし、家の相続人は長女となっていたため、彼女の意志を確認することにした父親。長女は祖父と一緒に…

こちら「桜舞い散る春の夜」倉橋京子編になっております。 こちらを読了後、お読みいただければ幸いです。 https://kakuyomu.jp/works/168180930745…

ここは世苦亡の宿。行き方を知らなければ行くことのできない宿 ここの従業員は皆人外ばかり。この宿に囚われた、人外ばかり。 宿の人外たちはお客様の○○をもらい、お客様は癒しを得る。 …

就寝前のありきたりな時間に遭遇する怪異

彼女の笑顔を見て、優しい人になろうと思ったんだ。

「死ぬところを、見ててほしい」「死んだ後は、綺麗に食べてほしい」────幼馴染に妙な要求をする涼と、それを拒む静海。二人の歪な話。 自殺ネタ、死ネタ、カニバリズム要素などあります…

昔から家の近所に住んでいて、姉代わりとして面倒を見てくれていた知弦（ちづる）さんと二人きりで温泉旅行にやってきた。 俺は高校生。それなりに大人だ。 でも、知弦さんにとってまだまだ…

この小説は、「猫が見る」ことばかり集めた小説です。 ある時はじっと。またある時はじろりと。そしてまたある時はちろちろと。そんな猫がこっちを見ているお話が詰まっている短編集です。 …

冒険者のレインは古代の神殿を探索していると、奇妙な本を見つける。 それは異世界からの漂流物だったが――どう見ても『エロ本』で！？ 現実世界のエロ本が異世界の冒険者たちを狂わせる…

pixivのさなコン2024に応募した作品です。 ある日の朝、青い星の住人の日記に謎の文字列が出現していた。数百文字ほどの文字列は、何十億冊もの日記帳それぞれに書き込まれていた…

弱いながらも聖女のちからを持っているせいで、悪評高い領主に求婚されたレオナ。 自分より年上の孫が何人もいるような高齢ジジイの嫁なんて、冗談じゃない。逃げるが勝ち。 捨て子の自分…