「男の子 短編」を含む小説

　僕、御厨大介（みくりやだいすけ）はこの春、高校二年生になったばかりの平凡な男子生徒だ。 　そんな僕には好きな幼馴染の女の子がいる。清水幸奈（しみずゆきな）ことゆきちゃんだ。 　…

雪原菰さんの自主企画『決められた結末企画【◯◯は、マンホールの蓋の上に△△を置いて、立ち去った。】』の参加作品です。

夏にまつわる五つのお題で書いた短編です。 一話ごとに完結していますが、連作短編となっておりますので、お口に合いましたら通してお楽しみください。 【秘密基地】「自称魔法使いと怪し…

　泣いている子供を見つけた。 　迷子？怪我でもした？ 　助けてあげたいけれど……ちょっと躊躇う理由があった。 「今ここで声をかけたら―― 　泣いている男の子が『泣き出した理由』…

男の子がやって来たその店は、特別な代筆業を営む不思議なお店だった。 店の主人に男の子は一つのお願いをする。 “宝の地図を代わりに書いて下さい”、と。

僕の町には"勝負神社"という古びた神社がある。そこで祀られている勝負の神様"鳴子さん"は大の勝負遊戯好きだった。僕"ゆうと"はそんな神様の遊び相手として付き合ってあげる日々を送っ…

男の子なのに男の子を好きになってしまうことを悩んでいた少年は、クラスメイトにそれを打ち明ける。するとクラスメイトはゲイという、同性愛と言うものを教えてくれた。自分が異常じゃないこ…

ある強姦事件をきっかけに、子供たちは人生の道を意識的に選択していく。 木更城源五郎は、街の重鎮である市原一色を訪ねた。強姦事件によって娘が産んだ双子の名付けを依頼するために。一…

※悪役令嬢ものでも追放ものでも婚約破棄ものでもありませんし主人公は女の子に生まれ変わった男の子です。 ◆気がついたら公爵令嬢に転生していて王子との結婚を１年後に控えていた僕。男と…

どんなにかわいいと評される男の子でも、ちょっとした際にやっぱり男の子なんだな、って感じる瞬間あるよなーっていうお話です。強い女の子は、自分より強い男の子見てそういうのを感じて欲し…

私には子供の頃からずっと一緒にいた幼馴染がいる。 いつもコテンパンにしてしまって、男の子としてはあまり良い気持ちじゃなかったと思うのだけれど、 でも、彼は負けじと来てくれる。 …

『あなたの顔が嫌い……』そんな裏腹な言葉から幼馴染の男の子との止まった時計の針が動き出した。 私、四宮華鈴（しのみやかりん）は中学二年生の女の子。 放課後の居残り勉強の付き添い…

主人公の山田　勇気は中学1年生の時に初恋をするその相手が同じクラスの男の子だった。 同性で告白しても断られると思った主人公は告白できずにずるずると時が経ってしまい、中学３年生の時…

２年半付き合った彼女の部屋に初めて入った男は、カレーの食べ方が気に入らないと言われて、突然別れを告げられる。意味が分からず、かといってどうしようもなく、そのまま部屋を追い出された…

KAC2023　お題「ぐちゃぐちゃ」 かわいい服が似合わなくて頭を抱える女の子と、仲のいい男の子の話。 ※短編集『星を抱く』収録の「色糸」「耳もとに春」に登場する竹内くんと翠ち…

『先日、私はある男の子に振られた。』 『先日、俺はある女の子の話を遮った。』 ある二人の『告白』で進む物語。

お祖父ちゃんの営む古書店。私はそこでお手伝いをしてる。 その日、古びた引き戸を開けて入って来たのは、同じクラスの男の子だった。 お祖父ちゃんとは話が合うみたいだけど、私にとっては…

コンプレックスとは、心に抑え込みたい過去のトラウマと感情が複雑に絡み合ったものと言われている。 コンプレックスは体に悪影響を及ぼすが、克服するのは容易ではない。 例えば 初めて…

自分が登場人物だと気付いた男の子と、信じない女の子が喧嘩して仲直りするお話。 もう20年近く前に書いた習作です。信仰する作家「秋山瑞人」の影響バリバリ。

心を閉ざした少女は、泣いていた男の子を助けた事をきっかけに、心の殻を割ろうと動き出す。