「エレベーター」を含む小説

そのエレベーターには、決して乗ってはいけなかった。

ベタさんと二人、ゴーストライターの私。 エレベーター式の地下マンションで鬱屈した日々。 さてさて、どうなることやら。

エレベーター、それは現代社会ではいまや当たり前のものとなった文明の利器の一つだ。そこには神秘性も物珍しさも存在しない。 そんなエレベーターは今日も、大小様々なものを運ぶ。 大小様…

催眠述　梗概　 歴史上はじめて「タイムトラベル」を成し遂げたのは、世界一周航海に挑んだマゼラン一行だった。西回りに地球を一周したおかげで、航海日誌の日付が本…

六本木のオフィスに勤務する派遣社員「早瀬まどか」 残業で遅くなったある日 彼女はエレベーターで「憧れの彼」と乗り合わせる 密室で二人きりの状態 それは、まさに神様が与えてくれ…

　神智学研究所の実験施設で目覚めたエニルは、調整されたばかりのESPと限られた装備だけで、事故により放棄された地下施設からの脱出を指示される。 　相棒は同じく調整されたばかりのク…

　時に２１世紀の終わり――卒業後の進路に悩む高校三年生の泉ユカリコは、高校最後の夏休みに、ひょんな事から友人と観光で訪れた太平洋にある軌道エレベーターで、デブリの衝突事故に巻き込…

深夜のエレベーターに乗り込んだ雄二は、移動中に妙な物音を耳にする。聞き覚えのない響きに気味の悪さを感じていると、その音がエレベーターを追いかけてきて……。

幹太の親友、穣は、明日旅立つ。 地球の外へ、そして宇宙のはるか先まで。 2065年、ワープなんて存在しない。軌道エレベーターは建設途中。 それでも人類は、宇宙を夢見る。 けれど…

知人が、勤務先のエレベーターに感じた不思議を日記に書いてらしたのを、ヒントに書かせていただいたものです。比較的最近の作品で、恋愛要素もないので、カクヨムにいちばんにあげてみました。

某インタビューサイトでもらったお題。 「電気が止まったエレベーターで背中に死神が憑いてる男とふたりっきりの霊能者、この後、どうなる？」　でした。

日本が世界に先駆けて軌道エレベーターを建設する…… あのアメリカに先駆けて…… そんな夢のような話は 宇宙を夢見る一人の男と ロボットを作るのが夢だった男によって紡がれていく………

響野光里はある日、刀剣を帯びた、死にかけた少女とエレベーターホールで出会う。それは互いの命をかけた戦いに発展する。が、誤解を解いた光里は少女の手当てをする。 そして互いの命をかけ…

　違う高校に通う私としょこら。二人が会えるのは、エレベーター内の十五秒間だけだった。でも、それ以前の問題として、私たちの間には明確な溝が存在していた――。 　県内の大会に応募した…

それはどうしようもなく、 避けることは出来なかった。 いや、避けることはできたのかも知れない…… 協力することが出来れば……

二一六四年。人類は新たなる選択の岐路にいた。 ゆっくりと死に往く星。地球脱出計画の要となる軌道エレベーターの根元には、さまざまな職業の人間たちが集まっている。 研究員、技術者、教…