倒壊阻止!
@nuneno
まえがき&あらすじ目次_若旦那編
地球の重力から著しく影響を受けない場所を宇宙と呼ぶのであれば、ニュースなどで耳にする宇宙旅行や宇宙における活動もヒトが一般的に宇宙へ飛び出す幕開けの現れということで宇宙なのだろう。でも、スペースオペラを愛する立場としては地球圏でガチャガチャしている域でしかない気がしないでもない。
宇宙エレベーター(という名称も同じ理由どうかと思う。最近の創作物などで尤もな名もお見かけする。次に合わせれば大規模昇降機)と小規模リユースロケット大量利用(というより交通網)について、優劣をつけたがる議論もガチャガチャに含まれると思うが、このお話の中では共に気楽に地球の重力から脱出を目指す手段として手を結べる開発同士という位置付けで進めます。
先が長い(というのも書きながらアイデアも文章も推敲するつもりでいる)ので、ラストがどうなるかのネタバレも含んだあらすじ(込みな)目次を(案内代わりに以下に)書きます。と申しましても必要、状況、気まぐれに応じて内容が(推敲を超越するレベル)変更することもあろうかと思います(各話のタイトルも仮タイトルのつもりです)。
プロローグ:ANHUI401
アジアの大国に建てられた超高層ビルANHUI401。文字通り401階で高さ2000m超える。塔や実験宇宙(軌道)エレベーターのような総延床面積が大きくない人口建造物を除き、その高さはダントツで世界第一位である。高い収益が期待されるホテルはビル内の300階から上にあり、来週に控えたビルの一般オープン前に一週間程度のオープニングセレモニーとして、幾つかの企画が用意されていた。主だったものを上げればカジノとシンポジウム。
最大セレモニーは開業されるホテルの目玉であるカジノ絡みでまちがいないだろうし、シンポジウムはアカデミックな雰囲気でセレモニーのバランスを狙ってると言う見方もある。
第1話:会議(シンポジウム)
ホテルの催し・特設ホールだけでなく、ビジネス・オフィスフロアにある大きめの会議室なども使い、幾つかのシンポジウムが開かれている。ジャンルは多岐に渡り、誰かが落としたプログラムの印刷物にはアジア圏の経済展望、防災ロボット、AIによる創作物ビジネス、数千年を回顧、地理的サブカル知的財産格差、宇宙開発における優先事項、・・・・・・などに印がつけてある。
第2話:先端への誘い
「世界一高い、このANHUI401の天辺に誰が一番はやく登れるか、今すぐ知りたくないですか、皆さん。」
施設の真新しさを堪能しつつ馴染みのカジノゲームに些か退屈を感じ始めていたVIP待遇達は高さ2000m超える超高層ビルANHUI401を身一つで登るというレースの提案に色めき立つ。
第3話:企て
数年前からANHUIで、ある人物の目撃談が後を絶たなかった。そのため、ロケット着陸イベントがテロに利用されるのではないかという噂が真しやかに囁かれていたが何も起こらず。目撃談やテロ計画の噂を弱気と捉え、セキュリティに自信を深めたことを過信・慢心というには些か厳しいが、ある人物には十分な隙だったか。
ある人物の興味は大国のリニア鉄道サービスであり、何時からかは定かではないがANHUIに出没していたことは間違いない。
第4話以降は、レース途中経過、企ての実行、倒壊の恐れ、方針の選択、上を目指せ、到着、カウントダウン、エピローグ:?
などを予定しています。
※そうです、瀬戸内龍の焼き直しでーす(良かったら、ネット上で探してください)。
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