「こうして終わって」を含む小説

何も始まらず、終わった話。 2000文字前後で、展開を工夫せず、シナリオを練らず 表現と文章と描写だけで、どこまで演出が出来るだろうかと書いてみた習作の結果。

幼き頃に両親と村の人々を目の前で「魔族」に全て殺された少女は 両親を殺した「ゴブリン」、そして「魔族」達をこの世から全て消し去ると 復讐の旅に出るのであった……。 人生の全てを…

終わったはずの恋だった。 結局初恋を諦めることができなかったあたしは、クリスマスイヴの今日、もう一度告白をするときめていた。結末が変わらないとしても。

　世界は終末を迎えた。 　人間は俗物、肉体的な束縛から解放され、永遠を生きることとなった。 　ここは他者に干渉することのできない、終わった世界。 　見慣れた日常風景は消えて、すべ…

始まる前に終わった恋 見えてしまった未来とどう向き合うのか。 定められたレールに沿って歩く残酷さをまだ彼らは知らない

『父正成と兄正行の意志を継ぎ、南北朝の動乱を収めることに、その生涯を捧げた武将の物語』 主人公は楠木正成の三男正儀。物語は父正成の挙兵に始まります。鎌倉幕府を倒したものの、後醍醐…

雲の上で暮らす、穏やかな人々のお話です。

　夢月七海様が主催される自主企画「同題異話・十二月号　　星流夜」参加用作品。 　夢は破れ、青春も終わった後の少年の物語。

――人を助けることで、人を殺してしまった罪を償う。 元居た世界では叶えられなかった願いを、異世界で果たそうとする主人公。 多くの人を効率良く救えるなら、彼は寿命を消費する魔法でさ…

過去、現在、未来に渡って続く終わった者達の戦いを君は見るか。

僕はずっと頑張ってきた。 少なくともそのつもりだった、親友のあいつに負けるまでは。 あいつが僕より頑張っていたなら話はそこで終わったかもしれない、でも……。 『頑張れば夢は必…

気を取り直して、再び音楽ネタです。やっぱり音楽ネタは一番書きやすい気がします。 今回は、杉ちゃんと優秀過ぎたオーケストラの指揮者とのガチンコ対決を書いていきたいと思います。 ちょ…

神が天を、地を、人を作り、治めた「神代」の終わりから幾年。 とある出来事をきっかけに、再び同じ時代を生きる事となった「神」と「人」は、互いに何かと気遣いつつ、ぎこちなくも共生の道…

　19世紀後葉、明治維新・戊辰戦争によって、江戸幕府は滅び、七百年間に及ぶ「武士の世」は終わった。250～300地域の藩が割拠し、更に維新軍（討幕派）と幕府軍（佐幕派）とに分断さ…

ごく普通の16歳の少年｢須郷アキラ｣は突如怪獣が現れた晩の日、宇宙から来た金属生命体であるという｢シルバーマン｣と一体化してしまう…１話限りの短編ストーリー！銀色の巨大ヒーローこ…

「くらうど」あらすじ ある日、ハンバー店でハンバーグを食べていた私は、ふと店の外にホームレスの男と犬が居るのに気づく。男に話しかけると「そう、私は特殊な能力・・・そうですね、た…

松村秋穂は苦しんでいた。 終わらない就職活動、家族との摩擦、拭えない孤独、依存する自分――。 誰もが抱える些細で、深刻な苦痛があった。 何もかもが億劫に感じられる。終わればいい…

多くの人が人を好きなったことがあると思います。 片思いで終わった恋もあれば、些細なすれ違いで別れた人もいると思います。 ドラマみたいな体験をしたことがある人もいれば、人に話すほど…

　ひとつの恋愛が終わっても、変わらず始まるあたしの日常。 　友人に、家族に、新しい恋人に、そして自分自身に、向き合う時が来ているんだろうな、なんて。 　これはそんな、他人にとって…