「ガールズラブ」を含む小説

おねえちゃんのことが好き。 でも、それは恋としての好きなのかは分からない。

市内の河川敷で少女の変死体が見つかり、高校は三限目で臨時休校になった。 その帰り道、中学まで一緒だった本田愛里と白河紗月、二人の少女と合流した僕は──そのときすでに、甘美な死と…

ずっとソロプレイしてたぼっちの主人公が、仲間と出会い、パーティプレイを頑張るお話。 チートも無ければ最強でもない。少女たちが部活のようにゲームをやる。ただそれだけのお話です。 …

私が蓮(君)をみる。

これは、どこにでもある剣と魔法のファンタジー世界で頑張るバカと女神の活動記録である。 女神「こんなバカ召喚しなきゃ良かった・・・」

　私は彼女と世界で二人きりだった。 　それは決してハリウッド的なロマンスでは無く、またお互いにお互いのことしか見えないとかそういった盲目的な恋を指しているわけでもない。 　ただ、…

昔からの夢だった幻の百合桜というものを見るため、旅に出た少女、リアラとその幼なじみのリーバ。そんな彼女らが面白おかしく、楽しい旅を期待していたはずなのに、同じように幻の百合桜を狙…

恋に落ちた瞬間がいつかなんて、みんなはっきり分かるものじゃないと思う。 少なくともあたしは、いつから好きだったのかと問われても分からない。 けれど、恋をしていると気がついた瞬間は…

『翻訳さん』と呼ばれる人見知りな彼女は、今日も薄暗い第二図書室で外国の物語を訳している。私はその物語を彼女の声で聞くのが好きだ。 これは、たまたま立ち寄った朗読会で彼女に出会い、…

望んだ夢を見られる装置にまつわる、依存と自立の物語です。

ちょっとおっとりなOL幕上麻富優の元に突然現れた、自称・娘の楪子。楪子は未来で結婚相手のせいで不幸になった麻富優を救うと宣言する。しかし、麻富優の不幸の元凶と言われた結婚相手は、…

社会に混迷を与えた感染症の流行から三年が経った冬の日。ユウは一人、寒空の下二日酔いの頭を抱え秋葉原駅電気街口の広場に立った。世間はこの三年でいろいろ変わった。それは止まっていたも…

ある村に赤い頭巾を被った女のコがおりました。森に住む大好きなお姉様が風邪をひいたようなので、パンとワインをとどけに行きます。愛情たっぷりの、パンとワインを…… ※ジャンルを童話に…

演劇部のスリーピングビューティーこと椎名部長と、その後輩である道永沙織が、正式にお付き合いするまでのお話。 ※小説家になろうにも投稿していたものもあります。

ある日親友から再来週に引っ越すと伝えられた。海を隔てた先に向かうとのことで、もう気軽に遊ぶことはできなくなる。パニックに陥った私は二人で駆け落ちすることにした。

魔女のエマは小さい頃から魔法が使えない。 勇者パーティーに所属しているが、役立たずだと捨てられてしまった。 捨てられて餓死しそうになっていたエマを、令嬢のマリアが救った。 メイド…

記憶喪失になった女の子とその幼馴染みのお話です。

わたしのクラスには変わり者がいる。白沢さんは席替えのとき、必ず希望して前の方に座っている。普通の女子高生のわたしには到底理解できなくて、白沢さんが何を考えているのか気になってしま…

私には体を重ねるだけの同学年の女の子がいる。 彼女は言葉で定義できないこの関係に疲れていた。 私はそんな関係も良いと思っていたのだけれど。 ただ抱き合った私たちの関係は歪んで…