「ドラマ 短編」を含む小説

とある夜中の、とある男の蝉の鳴き声にまつわるお話。

人間が嫌いだとうそぶく主人公は、下校途中に立ち寄った本屋で下級生の女子生徒に突然声をかけられる。不審がる主人公だったが、彼女に付きまとわれて質問攻めにされるうちに、次第に自分の本…

今までの日々って何だったんだろう。考えたところで、そこに意味なんてないけれど。

　『日本文化滅亡の日　本当にそんな日が来るのか？　不安な僕が想像する未来』なんて、核戦争でも起きるのかと思ったかもしれないが、これはそんな話ではない。僕が抱えている不安を小説とい…

［生きて動いているものは皆、貴方がたの食物である。 　緑の草と同じように、全てのものを貴方がたに与えた。 　しかし、肉は、その命である血のあるままで食べてはならない］ 創世記　…

他の方に触発され、２０００～４０００文字を目途に、現在と比べて何かが進化した未来の生活を描いていきたいと思い立ちました。アイデアが浮かぶたびにエピソードを追加していきます。 思い…

十回続いた「競作小説企画　夏祭り」の第７回から第10回まで参加した作品たち。夏を舞台にした様々なジャンルの短編小説集です。 　第一話　これまでと　これからと（現代ドラマ） 　第…

高校三年生の桜は頭をめぐらせていた。数日後に食卓に並ぶはずの『カリフラワーのシチュー』のナゾを解くためだ。やがて謎は彼女の中で膨らんで行き……

――初夏のある日、思いがけずできた隙間の時間に降りたったのは、路面電車のちいさな駅。ここからあの店までは、ほんのすこしだ。 ゆるゆるのみじかい物語はいかがでしょうか。

自主企画イベント「夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！」への参加作品です

とある夫婦の、夫にまつわる話。 彼は冷たい妻とは違う、心の拠り所になる『あの子』と毎日話していて——。

　新人巡査・堀田は、赴任初日の雨の夜、バス停に佇む不思議な少女に出会う。 　彼女は雨の夜に必ずやって来て、来る筈のないバスを待つ。 　雨。バス停。何も語らない少女の隣に黙って座る…

あらすじ 　城の魔道セキュリティが破られた。 　隙をついて接近する鳥のモンスターは空中で爆発。背中に乗っていた犯人は、賢者四人に取り押さえられる。 　しばらくして、新米騎士のおれ…

あらすじ 　勇者一行の魔法を受けたオークは記憶を失う。 　ミウナという少女に助けられ、人間の村で目を覚ます。 　彼は真面目だった。一般常識を得て、成長していく。 　ボケに対しては…

何気ない日の授業中。 彼女の襟のほつれが気になった僕は、不思議な関係に巻き込まれてしまう。

自主企画用です ふたりだけのほうがよかったかなあ、と思いつつ。見ているぼくを考えてみました。

男は一人、密室で、孤独を噛み締めるように佇んでいた。 2015年、8月に執筆したものを修正いたしました。 私の尊敬する、夢野久作先生の作風を模した作品です。 いわば守破離の守…

夏休み、宿題をすっかり片付け、時間のたっぷりある少年。 海外ドラマに影響され、お祭りでレモネードスタンドを出そうとしますが……。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：n…