「短編/完結」を含む小説

むかし、ある国の話。 その国には、人間を喰らうおそろしい生き物が棲んでいた。 人を愛しながら、それでもなお喰らわずにいられなかった竜のおはなし。

うんこをしている時にのみ読んでください。

本来とはちょっと違ったおとぎ話や主人公たち以外にスポットを当てた短編集。 ギャグもシリアスもまぜこぜです。ほとんどシリアスだけど。 ちなみにタイトルの読み方はフェアリーテイルカ…

企画「自分の好きな曲を題材にした短編をつくってみよう」参加用短編小説 他の企画も参加させていただきました。 題材は松田聖子さんの『赤いスイートピー』 赤いスイートピーを書く…

　元・お姫様に突然話しかけられた屋敷の庭師。彼女はなぜか庭師をお茶に誘い、思い出話を始める。それはつい最近まで続いていた、そしてお姫様の人生を変えてしまった戦争の話。 　なぜ彼女…

異国の地へ降り立った男。 彼は一本の釣り竿を持ち、冒険へと出かけた。 彼が立ち向かった者は、果たして何だったのか？ そして彼が得たものとは――？

あるターゲットを狙撃しようとする殺し屋。鉄壁に見えたターゲットの備えの中に見つけたたったひとつの“隙”。そこに銃口を向ける殺し屋の前に現れる一匹の黒猫。無邪気にじゃれつくその黒猫…

大学を中退し就職したが、不幸にも失業したアリア。大学の先輩シェリルの紹介で、謎の怪異〈ファントム〉を滅する観測兵となる。しかしファントムとはなにか、どのように滅するのか、誰も教え…

比恋乃さん主催「ヘキライ」参加作置き場です。 「ヘキを詰め込んで」という企画趣旨もあって、恋愛色強めかもしれません。 恋愛じゃないかもしれません。 異性愛じゃないかもしれません…

ジャンル問わず、1000字程度までの掌編を投稿します。目標は1日1本。練習用の意味が強いので、他になにか書いたらネタがかぶるみたいな事もあるかもしれません。恋愛ものが一番多くなる…

ある小説で一躍有名になった男。 金も生活にも困る事なく、病もスランプも知らぬ順風満帆の只中で、彼は今生死の境に立たされていた。 ──彼は再び、その作品に筆を入れる。

　新生活が始まる前に、これまで住んでいた町をもう一度歩いてみた。今までありがとう。僕はこれから旅立ちます。願わくば、たまに帰ってきた時に、町が何も変わってませんように

ねえ、と彼女が言う。 続けられた言葉に、俺は何と返すのだろうか。 ────────── 一話完結の短編です。 ツイッターの企画「わーんらい」にて書かせていただいたものになります。

※「幽霊」とはあくまでも比喩。本物の幽霊にあらず。 人肌が恋しんだと悟った幽霊の男と、人肌の温かさを知って幽霊になれたらと思った男の物語です。 明暦江戸大火の数日前に遊郭で出…

　イギリス政府保健省直轄の特殊防疫部隊の第一即応部隊隊長であるフレデリックの仕事は、この国にもたらされるあらゆる生物災害へ対処することだ。ＢＣ兵器によるテロや、外国からの有害細菌…

　僕は電車に乗って海の街へ向かっていく。 　勿忘草　ワスレナグサ 　花言葉　「真実の愛」「私を忘れないで」

中学二年一学期の期末試験が終わりを告げたその日、 近藤ボタンは、クラスメートの佐藤ナツメに告白される。 不可解な告白と、身近で起こった小さな小さなミステリー。 夏を前に、二人は青…

早朝に目が覚めた「僕」の話

夏の暑い日のお話です