オチで思わず舌を巻きました。「◯◯が恋したのは凡人の中の凡人だった」(レビュー者意訳)◯◯は冒頭では「変人」ですが、オチで全てがきれいにまとまります。ナツメがただの変人だったら、教師は特別扱いしないので。対して、ボタンの平凡さだけは見方が変わるだけで、一貫している。ただし、オチで平凡さの程度が変わってくる。ナツメが惚れた理由が腑に落ちてくる。……そりゃあ、恋に落ちますよ。
この作者さんの実力がまたまた証明された作品だと思いました。ぐうの音もでない。 キレキレの文章、小気味のいいキャラクターはいうまでもなく。日常から始まり唐突な告白から面白さが加速して、やがて起こる小さな事件から解き明かされる人物の思いと謎、といった完璧な構成。 完璧。星みっつじゃ足りない。良いもの読ませてもらってありがとうございます。
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