「忘れないでよね」を含む小説

近況ノートで出したお題 https://kakuyomu.jp/users/kurono-hyo/news/16817330655134338141

高校生の春に桜の咲く公園で出会った彼女との思い出を忘れてしまいたい僕。

北にある、地元の小ネタです。

　異世界『フェルナード』。 　剣と魔法の世界という言葉がよく似合うその世界で、噂になっている存在があった。 　『忘れられ師《ロスト・ネーマー》』 　その者と共に在ればパーティ…

名門の相神家の長男・周は嫡男であるにも関わらずに裏庭の離れにて隠棲させられていた。 けれども彼は我が身を憐れむ事はなかった。 忘れられた裏庭に咲く枝垂桜の化身・花霞と二人で過ごせ…

　私の心の内をのぞいてみせる、奇妙な男に出会った。 　かつて別れた恋人が亡くなった、その知らせを受けて訪れた、恋人の故郷の島で。 　シルクハットをかぶった、奇妙な男は言い当てた…

久しぶりにあなたの夢を見た。 目覚めた時、その夢を残しておきたくて、忘れないうちに書き殴った。 こんなことをしても意味なんかないのに。 ただの夢なのに、もしかしたらと期待してしま…

紛争。魔女の手引き。薬。紋章。 その手記に書かれた真実は――

精霊の愛し人、マナト。公国の新しいマナトは、まだ六歳の幼い少女、海音だった。 本来の性別をひた隠して暮らす海音、彼女の秘密を知っているのは兄のように甲斐甲斐しい聖獣惶牙と、何かを…

私は桜の樹の花が咲く様子を見ると憂鬱な気分になる。 それは、１０年前に知人が首を吊ったのが桜の花がよく咲く春だったからだ。 特に親しかった訳ではない。むしろ仲が悪かった。 忘れて…

「ずっと騙しててごめん！　実はボク、女なの！」 　高校２年の春、俺は親友の高峯悠里に衝撃の告白をされた。 　そしてその告白を、頭打って忘れてしまった。 　失ったのは数時間分の記憶…

お金を払って『部下』をレンタルすれば、上司になった優越感を味わえる！ 同じ説教を繰り返し、部下に責任を押し付ける上司がいて、黄佑恩（ファン‧ユウエン）は早くも会社と家を往復する…

玻麗国(はれいこく)、王宮外朝。 『学寮』と呼ばれる未来の官吏を養成する国家教育機関には、ある特殊な学び舎が置かれていた。 その名は祓魔寮。己の霊力を以って魔を祓う呪術師と、…

「Nem'oubliez pas（私を忘れないで）」 これはフランスでの桜の花言葉である。 世界史教師である桐谷四葉。彼女は同じ学校の音楽教師、高橋修哉と付き合っていた。 あ…

親も亡くし、祖父も亡くして実家を捨てた父親の娘として産まれた少女・萌歌には頼れる人がいなかった。 親族からも存在を忘れられた15歳の少女の物語。

魔物の猫を助けたのは、魔法の花を育てる純血の兎の少女。 どうして純血の生き物が魔物の自分を助けてくれたのか、猫にはわからない。 わからないが、猫は少女に恩を返したくて、刈込鋏を手…

「青い」それはまだ淡く、未熟かもしれない でもその色のついた感情を忘れたくない 1話完結の短編集になります

美味しいものを食べても忘れてしまうのがもったないない！……と思い立ち、食レポ連載を始めました。生きることの記録。

私には、前世の記憶というものがある。それを思い出したのは、中学生の頃。 前世の時代はおそらく大正時代ごろ。その当時は体が弱かった私だけど、桜が大好きで、死期を悟った私は旦那様に連…

【2023/10/27「勇者はひとり、ニッポンで　疲れる毎日忘れたい！　のびのび過ごすぜ異世界休暇」のタイトルでコミック２巻発売しました！】 魔王から世界を救うため、才色兼備の…