「妖怪」を含む小説

国内でも上位に入る有名大学を首席で卒業し大手企業に就職した主人公：六条優也は何不自由なく日々の生活を送っていた。そんな彼が残業を終え家に帰るとベランダに見知らぬ女性が座り込んでい…

「仕事を手伝ってくれ。そしたら君を殺してあげる」 　何の意味もない人生を送っていた俺はある日、自殺を試みた。 　しかし、その事がきっかけで俺は怪しげな少女、九条栞と出会ってし…

「結婚して家族がいるのが当然と思われる」というのを「前時代的」「まるで明治時代のよう」なんて言い方がありますが、さてさて、それは本当に実際の明治なのでしょうか。 『明治東京妖怪…

ある日送られてきた、同窓会の通知、気まぐれと昔の恋人からの誘いで、しばらくぶりに戻った故郷。そこで忘れていた大事な、でも恐ろしいものを思い出した時、あやかしが現れる。

大学受験を控える赤崎元は家の近くの小さな個人塾に夏ごろから通うことになる。 同じクラスメートの青海真紀も在籍しており、 学校とは違う距離感になって行く。 成績も順調に伸びてた年末…

主人公 黒瀬 優希(くろせゆうき) 23歳年齢＝童貞 特に夢も希望もなく生きていた毎日。 そんなある雨の日俺はダンボールに入れられていた小さな黒猫を拾った。 その猫は雨風に晒…

※3/31に改稿、改題済み 明治23年、文明開化真っ只中の日本。 瓦斯灯で暗がりが消え、闇に棲む鬼も昔日の幻になりにけり。――ではなかった？！ 「この際、誰でもかまわねえ。－－…

寿命の飼い猫と間違って、霊を抜かれたじいちゃん、転生した戦乱の世界を駆け抜けます。

　全妖怪を滅した『降神憑き』という最強の陰陽師がいた。 　救った世界の平和の下、短命となった陰陽師は儚い命を散らせた。 　日常が一切の無い、戦い塗れの人生に幕を下ろした。 　そ…

噂などから生まれる妖怪、ときに人にも噂話が作られる。 そうした状況が取り巻く環境で力を手に入れた少年の話。

明治東京妖怪奇譚（https://kakuyomu.jp/works/16816452218826976297）番外編。 真琴と北星が出会って少しした頃の話です。

　少女剣客・野々宮濃紅は風呂場で男とばったり鉢合わせた。即座に殴りとばそうとするも回避されて逆に激しい折檻を受ける。何度も頭を踏まれながら濃紅は、この男の正体は犬神で、彼の兄弟を…

夢に苦しめ続けられた青年が、悪夢の根源を絶つべく、少年時代に住んでいた団地に期間限定で再度入居する。そこにいたのは、住んでいた部屋に縛られ続ける霊と、青年を殺そうとする小柄なピエ…

夏終わりに新しくBARが出来た。 そのBARは繁華街から少し離れた雑居ビルの3階にある。 酔った人にはちょっときつめの階段を上がった先には、過去の過ちに深く傷ついた者がほろ苦い赤…

友達の家に向かう途中、いつも見慣れた道に見たこともない細い一本道が現れた。そこから流れてくる空気が違う。匂いも違う。 好奇心に突き動かされたフィルは突如現れた道に踏み入ることに。

KAC20217お題「21回目」 何を21回目とするかに悩みました。 「そういえば回数を重ねれば重ねるほど……」という発想からです。

狐や幽霊、鬼などの様々な異類と人間の幸せな結婚生活のお話

図書館で論文を書いていたはずが江戸時代らしきところへ飛ばされた。 しかも、柳の木の傍を両親と通りかかると、闇から現れた鬼にこっちの世界の両親が殺されてしまう。 無力な自分を嘆いて…

道を走るスマホに出くわした僕は、好奇心にかられて後をつけることにする。 やがて辿り着いた場所はこの世のものとは思えぬ奇妙な場所であった。 ※ 2021年3月21日、作中の台詞に…

　平安京にて、悪鬼羅刹と隣り合わせの夜で陰陽師をしていた男、安倍晴明。 　かの陰陽師は泰山府君の儀によって時を越え、令和の夜へと降り立ったのです。 　彼は令和に降りたって驚いたの…