「神話」を含む小説

　舞台は海割りの神話が伝わる、西の海洋の島国『サン・カリブ王国』。 　伝説の英雄を祖父に持ちながら、泳げず戦えない『ポンコツ』水兵のチョップは、王女で幼なじみのマルガリータ姫と恋…

振り返るなのタブー

ギャンブルと恋愛は似ている。こちらの思惑を読み取られてはいけない所や、始めるのは容易く、終えるのは難しい所。 しかし一番似ているのはやはり、普通の女であろうと勝利の女神であろ…

クトウルフ物の短編などを、思いついたら更新していきたいと思っています。 ちまちまと書いて、いっぱいになりそうなので(;´∀｀) ショートショートなので、どこからでもお好きな所を。…

アイヌ神話をベースにした一話完結の短編集です。個人の趣向や主観が入っています。あくまでも神話ベースの創作としてお楽しみ頂ければ幸いです。 コタンカラカムイ…国造神。アイヌモシリ…

曽爾谷（そにや）ミドリは、年下の友人愛倉葉初（まなくらはうい）に押し付けられた、少女ならざる少女に協力することになる。すべては、少女を「新・旧支配者オーディション」に合格させるた…

　世界樹ユグドラシルに貫かれ、3つの平面――神が住まうアースガルド、人が住まうミッドガルド、そして亡者たちのヘルモード――に分け隔てられてた宇宙。 　犬耳と猛禽の翼という異形の…

故郷の村を龍の呪いで失った少年は、たった一人残った妹を救うため、天へと繋がる梯子を上る。 人と人、神と人、神と神の因縁を越えていく少年の成長譚。 〈引用・参考〉 工藤隆『…

題名が全てです。 5～6年前のセッションで、未だ鮮明に思い出せる思い出深い単発卓がありました。 これは、その卓のメンバーと思い出しながら綴るリプレイ……いや、限りなくリプレイに…

突然の異世界転移、赤い光に包まれ召喚されたオレが立つのは、魔獣の咆哮響く陥落寸前の王国の館。 わけも分からず「王杖授受」の儀式で新女王に王杖を授けるが、女王はさっさと逃げ出してし…

「でたな！　魔王、今日こそ決着をつける！」 「ハハッ！　言うではないか勇者風情が！」 「うるせぇ！　店の前で変な事してんじゃねぇ！」 「「ひぅ、すいません」」 　俺と魔王はまるで…

　ネットを通じて結成されたミステリ研究会「シャドウマン」の結成祝賀オフ会が、今は無人島となっている孤島「愛鞍布島」にて行われる。 　島内には廃校になった平屋の小学校舎を元にリノベ…

シャンバラ、地底界のアガルタの都市、カターリアがその下に存在するギリシャ、エーゲ海の海域を旅尽くした記録です

幼い頃に両親を亡くし、PCで一人仕事をしてきた。 PCも車もなんでも、機械は僕の思い通りに動いてくれる。 ……あれ、そうだったよね？

　祖父に反発して生まれ故郷を飛び出したアレン。 　金持ちになって贅沢に暮らしたいという野望と欲望に従い冒険者になったアレンだったが……現実はそう甘くはなかった。 　騙されて加入…

都会で生まれ育った「ぼく」は、亡くなった祖父の故郷を訪ねることになった。海を目指す列車の車窓からの眺めは、新しいものもあり、見たことないのに懐かしさを感じたりもする。 祖父の故…

ある日、世界に異変が起こった。 まず、夜空に輝く月が二つになった。 そして、空からの魔物襲来が起こるようになった。 魔物には人類だけを狙って殺戮を繰り返す習性があり、銃弾や砲…

　意外性を求めて3千里。辿り着いた結論は……これでした。 　今から約100年後のパラレルワールドでの地球、北アメリカ大陸に覇権を唱えた国、エルディアン連邦はある日、突然別世界に…

望月ももか、中学2年生。普通の日々を送っていたが、ある日、幻聴が聞こえて…？

現代、機械が生活の多くを占め、科学の叡智は奇跡を迷信と断じる。 けれども、彼女たちは確かにいた。 神秘を信じる者がいなくとも、確かに魔法はそこにある。