「掌編とか」を含む小説

塾の帰りに必ず寄るパン屋「八重桜」。そこでおやつを買う僕たちには天敵がいた。 もじゃもじゃ髪の毛に埋まるようにめがねを頭に乗っけたお婆さん。 僕たちもジャガネバァってあだ名をつけ…

暗やみのなかをひとり、女が這っている。むき出しの大地はおおよそ平坦だったが、不規則なおうとつがある。盲目なので、暗やみであろうがなかろうが這ってゆくしかない。

『【三題噺】「苦手」「旅行」「大切」』によせて書きました。

掌編集として短編にも足りない話を纏めました。 世界観ごとに章を区切ってます。

僕の学校には『嘘を見抜くピアノ』というのがあるらしい。 変な噂が好きな僕は、それが置いてある音楽準備室を訪れる・・・。

サンタクロースを信じますか？ 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

Twitterにぶん投げていた掌編をまとめました。ふんわりとしたホラー。 思いつきで投稿していたため、オチはありません。

しゃぼん玉が街中に浮かぶ。 きょうの天気は晴れ、ときどきしゃぼん。 このしゃぼん玉は太平洋と大西洋のそれぞれ真ん中にある人工島から空に上がり、世界中に流れてくる。 第40回「2…

雷雨の日、雲の狭間に―― 　 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

2000字以内でお題に挑戦する企画用です。 【条件】 ・2000文字以内で完結させること ・タグに「孤島のしゃぼん玉」と記入 ・物語であること

青いタヌキ型ロボットが活躍するアニメの話 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

天の川に最も近い場所 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

リンゴと梨は似ている 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

　――今日は、十二月二十五日。クリスマス。 　雪の降る中、僕はエリとクリスマス・ケーキを買いに行く。

いつしか人は無性生殖をするようになった。 だから佐々木さんはいつまで経っても佐々木さんのままだ。 オレも同じ。 オレもいつまで経ってもオレのまま。 明日、オレはまた新しいオレにな…

田舎で二人暮らす老夫婦は孫達が来るかもしれないと期待して準備をする。でも。 切ないお正月の短編

『飴玉』、『煙草』に続く第三作です。 意味がわかると怖い話です。

「有名になりたいから」ノーベル賞を取ると言っていた友人がいた。 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

恋人の身体が良くなかったから煙草を吸う時は、いつもベランダだった。それ以外に特に他意はない。それなのに蛍が甘く灯る数分があった。

140字で書かれた物語をお届けします。