「#言葉」を含む小説

自主企画【三題噺 #60】「自転車」「相談」「言葉」の為に書きました。男子高校生と彼にとり憑いた幽霊（女子高生）が、学校の不思議を解き明かしていく物語。『開かずのロッカー』という…

【忙しい方向け】 　人外異世界転生した女主人公が騎獣としての機動力と結界魔法、探知魔法を活かし、仲間と協力して戦闘力以外の面で事件解決に挑む物語です。 　残酷、暴力描写有りとい…

「せんせ、あのね」 高校の卒業式が終わったあと。こんな言葉から続けて彼女は住所を教えてほしいと頼んできた。今年送った年賀状は駄目になったとか。 また来年の年賀状のためだろう。そん…

海中に作られた研究所で、人間と話せるサメが生み出されていた。研究員のハルはサメの教育係としてサメに言葉を教え続ける。サメと深く交流をするハルとスティーブと名付けられたサメは次第に…

「出ていってやるという母の言葉を僕は今まで何度聞いてきただろうか。」 いつだって母は、父一人を残し、まだ幼い僕を連れ、夜のなかを駆けてゆく。それが、あたかも冒険であるみたいに、ま…

ある日の放課後、僕は彼女に話しかけられた。 「梶くん家、自転車屋さんだよね？」 今まで話したことのなかった彼女は、自転車のことで相談があるという。 夕日に照らされる中、彼女と二…

我が家の息子、ひよっこは、その自由な発想や、考え方で、家族に生き方や考え方を促してくれたり、疑問を投げかけてくれたり、笑いや明るさを提供してくれる存在。 ひよっこの言葉ではっとし…

　騎士ヴィンセントのもとに嫁いだエリカは、困惑と失望を味わうことになった。彼女の夫は、なぜかエリカを拒み、遠ざけていたのだ。 　そんなある日、エリカは驚くほど大きな、白くて長い毛…

暇を持て余した放課後。友人が言い出した「一緒にボタンを探してほしい」という言葉に、葉月は一緒に探す羽目になる。 ボタンとは一体なんなのか。ボタンを押すとどうなるのか。 二人のくだ…

昭和50年、松沢小学校5年生の夏休み前まで、この界隈に住んでいました。当時は10歳でしたが、私にとっては思い出がいっぱい詰まった場所です。いつか郷愁の散策に出かけたいなと思うこと…

夕暮れの土手の上をふたり乗りの自転車がゆっくりと走っている。 漕いでいるのは、背の高い女の子。 荷台で横乗りしているのは、小柄な女の子。 キィコ、キィコ、と軋み音を立てながら、自…

　今ではない時代、ここではない日本で、社会の生産に何ら寄与しない異能力者たちは、考えている振り、悩んでいる振りしかしないがために、行き詰まる。行き止まり、雁字搦めで行き着く先は、…

妹に対して過度な愛情を注いでいる人を指す言葉を『シスコン』と呼ぶ。 だからなんだ！一体それの何が悪い。悲しんでいたら励まし、困っていたら助け、泣いていたら涙を拭う。それは兄と…

　よく夢を見る。 　果てしなく白い世界、見知らぬ少女が笑みながら去って行くのを、号泣しながら見送る。 　そんな藤堂珠李（とうどうしゅり）は、高校一年生のクラスに転入する。 　若…

『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑称だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそ…

自主企画参加作品「自転車」「相談」「言葉」を含む、ショートショート 「一生モノの宝物」大正時代を舞台に、落語風小噺の小作品

利用者vs職員はたまた職員vs職員。日本人通しでもいろいろ大変なのに、外人部隊が投入されたから更にややこしく？ とはなりませんでした。

例によって、三題噺#60に出す為にでっちあげてですね……。 場所：https://kakuyomu.jp/user_events/16818093076123536152主催者様…

「進、久しぶりだな。どうした？」 「……朱美ちゃん、ボクに自転車の乗り方を教えてください！」 ボクは恥を忍んで、幼馴染みの朱美ちゃんに教えを請うた。 肩まで伸びる真っキンキンの金…