「言葉にはしない」を含む小説

<あらすじ> 2040年のノーベル生理学・医学賞を日本人が受賞したというニュースに日本中が沸いていた。 そんな中、受賞者の記者会見が行われる。 記者会見の終盤の言葉に出席した記者…

注：ここでは便宜上「いじめ」という言葉を使用していますが、いじめはありません。

君に手紙を書く日が来るなんて、思わなかったよ。 それも手書きだ。なんて原始的なんだろう。 灰色の空に覆われた国は、戦時下にあった。 ひとりの男は、ひとりの女に手紙を書く。 言…

ニコとニカは森に住む女の子 ある日、その森に流れ星が落ちてきてーー？

角川ビーンズ文庫　2019年12月1日発売！ 著：石川いな帆 イラスト：縞 定価：本体660円＋税 ISBNコード：978-4-04-108891-3 響け、僕らの存在証明―…

短編です。 『コトダマ』というSNSアプリをきっかけに、とある青年が夢を叶え、そして──。

　100万人にひとりの奇病によって、身体が男性から女性に変わってしまった主人公。普通ならめげそうなものですが、能天気な｢彼｣改め｢彼女｣は、お気楽極楽に、高校時代の友人の家にメイ…

たまに、無性に、気持ちを言葉で表現したくなることがあります。ここはそんな物を置くための場所です。読んで「それは違うよ」と感じる方もいらっしゃるでしょう。貴方の意見は尊重しますが、…

俺には好きな人がいる。 けれど相手は俺を好きどころか、むしろ嫌われていそうなレベルで毎日毒舌ばかり……。 しかし、俺は突然現れた神様によって彼女の本当の気持ちを知ることになる。 …

日々浮かぶ独り言をぽつぽつあげています。 山も落ちも意味もないのに、誰かに見て欲しいような、そういう言葉です。 共感したり共感しなかったり 救われたり報われなかったり 好きなよう…

わたしの触れた、言葉、風景、音楽、人物……それらのもの達を再び言葉として抽出し書き留めていくという丹念な試行と挫折に、魅せられてしまった。

言葉というのは、もしかすると世の中で1番身の回りの近くにある道具かもしれません。 普段当たり前のように扱い、当たり前のように言葉に浸かって、当たり前のように言葉を交換し合う、そん…

国の為と必死になっていた王子の前に、現れた傭兵。 「“自由”が、欲しくないのか？」の言葉に翻弄し、 自らの手で、自由の身となった王子が、数年後在る国の王子と出逢い 運命が大きく変…

「でもね、慧、私を見るときはしっかりと目を開けてみて欲しいな」この話の主人公は「彼女」のちょっとした言葉にドキッとしてしまう。 　高校生の慧には一緒に帰る幼馴染みの「彼女」がいる…

【リアルの素晴らしさを教えて】を2万字に収まるようにしました。 今連載しているものとも、それの完成版（選択肢とかがない感じ）とも違ったフィナーレになっているので、もし良かったら見…

いつも、何気なく聞いている「ただいま」という言葉に感謝してますか？ 当たり前って素敵だなっと思える、そんなお話。

　山陰の石見地方の、小さいが底曳き漁の盛んな漁師町で生まれ育った健太は、町の漁師に憧れ、中学を卒業して漁師になる希望を抱く、海が大好きで素潜りの得意な小学六年生だった。小学生最後…

「私自身に、特筆して語るべきことはありません。ただ、私には妻と息子と娘、それと愛犬がいました。こんな細腕でもね、少なくともその三人と一匹は絶対に守ろうと、そう思っていました。しか…

平日毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号１番　藍川穂咲（あいかわ　ほさき） 　　　　　　　お昼休みだけ「教授…

　地味で大人しい少女だった主人公は、大学入学を機に自分を変えようと考えていた。しかし入学早々、ちょっとした事故で意識を失い……。 　次に目覚めた時、異世界の少女『パラ』に転生して…