「自分？ 怪談」を含む小説

「ああいう『人間関係を整理します』みたいなのを見ると、自分も整理される対象なんじゃないかって不安になるんですよね」

私には生前の記憶が全くない。 だけど同じ存在である吉田君は博識で、私がすでに死んでいる幽霊であることや、深い恨みや大きな未練がある場合は死んだ後に怨霊というモノになってしまうと…

自主企画『月刊700文字チャレンジ　2020　７月テーマ「専門・専用」』のために書きました。 全然月700文字以上書いてるんですけど、自分も書きたくなりました。企画の趣旨とズレて…

他の方に怪談を語る機会の際、ご自由にご参照ください。 ただし「自分の話」として語るのは禁じます。出典は、うまくぼやかしてください。

気付きもせずやり過ごしてしまうことも多い、ほんのちょっとした怪異の数々です。 自分視点からの私小説的な昼間の怪談ですが、読んで近しい体験をしていたと気づく方もあると思います。

大阪の片田舎にある古びた小学校にて、二宮金次郎像はいつもと変わらない日常を過ごしていた。 「令和」という時代が訪れるまでは… 不意に解き放たれた疑問の数々 …僕は二宮金次郎像、…

ちょっとメインのサイトで疲れてしまい、やる気をもらうため、また「完結作を読みます企画」を開催します。 今回は四回目です。 毎回書いてますが、私の作品は読まないでくださいませ。 …

二行で終わるものすごく短い怪談です。 吉田悠軌さん著・『一行怪談』を読んで、自分でも書きたい、と思ったのですが一行でまとまらなかったので、二行になりました。 新しく思いついたら増…

自分は笑ってないのに鏡の中の自分が笑ってたら、もうすぐ死ぬんだって 昼休みの教室で怪談話で盛り上がる女子高生たち。 怖い話が苦手で耳を塞ぐ楓の身に起こったこととは―― …

山奥の廃墟となった村が舞台となったある都市伝説がオカルト界で話題になっていた。その都市伝説は【マサオさん】と言うらしい。 　その都市伝説では、ある若者達が度胸試しで廃村の場所にキ…

何かを作るって素晴らしい！ 巨大人型兵器ウィークエンダー・ラビットのパイロット、佐竹 うさぎもそんな情熱を胸に秘め、仲間たちと切磋琢磨していた。 そんなある日、仲間…

病院、それも小児病棟に入院している子どもは絶対的弱者です。 少なくとも万全な体調ではない、家族も常にはいない。 親身になって守ってくれるのは……看護婦さんくらいのものです。

この怪談には、誰にも語られない秘密がある。 七月下旬の放課後、御影中学校の旧校舎で、生徒が企画した百物語が開催された。 最中も怪奇現象は起きず、百物語はすんなり終わって参加者は解…

掃除中に見つけたフラッシュメモリには、怪奇譚収集を趣味としていた過去の自分の記録が残っていた。しかし、そこには記憶にないテキストが残されていて……

　高校二年生の須藤一樹（すどう かずき）は、数年振りに再会した幼馴染の雛森沙夜（ひなもり さや）と同じ新聞部に在籍している。 　一樹と沙夜は夏休みの登校日に校内新聞のネタを持ち寄…

※ボカロ曲『拝啓ドッペルゲンガー』を元に書いたものです。 「もうひとり自分がいたら」と思う高校生、鈴森 玲。彼女の前にある日突然自分にそっくりな少女が現れる。少女は自分が玲の分…

8/10に開催されました「ふるさと怪談トークライブｉｎ東大阪市」で事前に募集されたてのひら怪談の応募作品です。ここに書くということは当然箸にも棒にも掛からなかった作品です。一人に…

幽霊を全く信じない少年、小野寺翔気。彼はひょんなことから幽霊が見えるようになってしまった。 しかも、翔気に語り掛けてくる幽霊が登場する。 曰く、「自分を殺した相手を探して欲しい」…

とある病院にはこんな噂がある。 「午前二時に自分を導く声には絶対に耳を傾けてはいけない」 そんな噂が、あるそうだ。

ニコ動で東北きりたんに朗読してもらっている創作怪談の元原稿を書き出した物です。内容は動画と同じ。自分のペースで活字を追いかけたい人向け。動画マイリス：https://www.ni…