「穴 短編」を含む小説

特定の理由があるわけではないけれど、うつろだ。 最近まで実体があって、急にぽっかり空いた穴ではない。毎日の単調な生活の中で、気がついたら、心の大部分を大きな穴が占めていた。 笑顔…

にゃあ。 こんにちは、ハルだよ！ 猫の女の子なんだけど、前世は人間の男の子だったんだ。 散歩が大好きで、裏の公園の隅っこの穴の向こうの異世界が縄張りなの。 ふふふ。 今日のおやつ…

およそ1000字ほどで読める短編です。

コンビニの駐車場に突如現れた赤い穴。 その穴に入ったチャラい男がドラゴンのキバを持ち帰ったことで、それが異世界に通じる穴だと分かった。 そして、好奇心旺盛な女の子が行方不明に。 …

彼女だけは違う。彼女は偽善がない。自分で自分のことをわかっている。男性側にそれを公開してくれている。心が開いている。だからこそ、ミステリアスで魅力的なのだ。嘘がないから、ミステリ…

甲乙丙さんのユーザー企画、 「１シーンから連想して物語を書く」コンテスト https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883868157 …

片目だけ視力の低い友人の話です。 700 字程の、会話形式の小話ですので、お時間ありましたら手に取ってみてください。

【登場人物】 澤田都（22歳）…大学3年生。攻め。愛車は赤のヴィッツ。 中川真名子（20歳）…大学2年生。受け。たまにひとりカラオケでラップを練習する。 異性愛に疲れミソジニ…

共幻社トークノベル文庫より書籍化しました。 http://amzn.to/2iyjmMm ※令和元年8月をもって出版契約を解除しました。現在はフリーです。 共幻社ライトノベ…

「僕とキミの15センチ」コンテスト応募作品(の癖してあの爽やかなコンテスト広告のイラストにそぐわない俗っぽさ σ^_^;) ＊注目はどこに「15センチ」と言う単語を使ったかです…

法律相談部員の団藤は、先輩の渥美から『寿司局《すしもたせ》』と題されたショートショートを読むよう命じられる。 先日の寿司小説コンテストに出品した『寿司局《すしもたせ》』について…

家での逃げ場は自分の部屋で学校での逃げ場は図書室だった。 会社でも逃げる場所を探していた僕は、見つからない安息の地に焦りすら感じていた。 仕事帰りに立ち寄る神社の裏手、ふとし…

ある日、大学の試験結果に頭を悩ませていた松本智美は、隣人からうるさい、と怒鳴られて壁を蹴られてしまう。 お前がうるさい！　と、壁を蹴って怒鳴り返した智美だが、勢いが余りすぎて、足…

ショートショートの名作、星新一大先生の「ノックの音が」でクトゥルフ神話に挑む。 霧生ヶ谷市の職員である名取新人はふとノックの音に気付く。 ノックに付随して色々なものが企図せず破…

『まだタイトルも決まってないのに　～ある新人マンガ家の打ち合わせ～』（←主人公が『古事記』の驚愕の真実について語ったり語らなかったりする話）の作中作を、ちょっとだけ小説化。 ※こ…

　皆さんこんにちは、水無月一姫です。知り合いからはヒメちゃんとかって呼ばれてます。三ヶ月くらい前に謎の黒い穴から落ちて異世界へ飛ばされて来ました。 　今日は店長がいきなり広報誌に…