にゃあ
安佐ゆう
自己紹介
にゃあ。
おはよう!ハルだよ。
僕の名前はハーちゃん。正式には、ハニーだけど、みんなハーさんとかハーにゃんとか、好きに呼んでる。茶トラ猫で、2歳の女の子だよ。
でも、この体に生まれる前は、人間だったんだ。覚えているのは子どもの頃までで、名前はハルオ。だからハーちゃんって呼ばれると、ちょっと懐かしい気持ちになる。
そして実は異世界に縄張りがあるんだ。
そこには僕と喋れる小さな人たちが住んでいるんだけど、僕は「ハル」って呼ばれて大人気なんだよ。なぜなら、僕が超、一流のスペシャル・ウルトラ・スーパー・ハンターだからだよ!
ふふふ。
にゃあ!
今日は秋のおすすめスポットを紹介します。
穴をくぐるとね、そこは広い草原なんだ。
一年中いつだって気持ちいい場所なんだけど、秋の見どころはやっぱりバッタだね!
少し枯れかけた草の中に、うっかりまだ緑色のそいつを見つけたら、そーっと近付きます。するとそいつはお尻をぴくぴくって動かして、ぴょーーーーんって飛ぶんだよ。それが僕が待っていた瞬間なんだ!
一番高く跳び上がった所をパクリと捕まえるのがハンターとしての腕の見せどころってもんじゃない?
にゃーーーーーっ!
パクリ。
みゃ、みゃ。
口に咥えてると、鳴きにくいなり。
今日も活きのいいお土産、捕まえっちゃったぜ!
さあ、帰ってママに見ーーせよっ!
……
……
……あれ?
そういえば、秋のおすすめスポットまで行ってない。
ま、いっか。
じゃあ、それは次回ね!
みゃ、みゃ。
ただいまー!
今日のお土産は、バッタだよ!
お部屋でピョーンってしたいから、早くあーけーてー!
にゃあ 安佐ゆう @you345
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
好きって言いたい!/安佐ゆう
★163 エッセイ・ノンフィクション 連載中 95話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます