「夢を見ない 夢」を含む小説

♦こちらはWEB版です （書籍とは若干異なる箇所があります） ♦フルカラーコミカライズ　各漫画アプリにて好評配信中 （コミカライズにはオリジナル要素があるため展開やラストが異なり…

私は夢を見る。しかもフルカラーで。 しっかり覚えている夢もあれば、起きたらすぐ忘れてしまう夢もある。 時にちょっと怖い夢だったり、意味わからんっていう夢だったり、ちょっとえっちな…

　13年前のあの日。突如として人類の前に現れた【大妖魔】――”セカイ”によって人類の7割は死に絶えた。残された人類たちは古の記憶を呼び覚まし、力を引き出した。それからというもの定…

ヒナコとアスミは三十年来の友人だ。旅人暮らしをしているアスミが帰国後体調を崩し、ヒナコの自宅に身を寄せている間、ヒナコは奇っ怪な生物が出てくる夢を見てはそれを忘れていた。しかし―…

これは夢が世界となり現実に存在するようになった世界。 人々は夢を見て、夢に浸かり、そして夢に溺れた。 しかし夢は所詮は幻、夢を形とする虚界と呼ばれる世界から一人一人が夢に溺れた姿…

【タグは現代ファンタジーとしてありますがホラーを多分に含んであります】 アパート暮らしの某フリーターがようせいと同居することになった。それからフリーターはようせいによって夢を見さ…

Xを眺めていたとき不意に思いついたネタです。ノリと勢いだけで書きました。お酒好きの方は見てください。

※本作品は『イキル。』の続編です。 不慮の事故や自殺をした魂がいく、生と死の狭間の世界。そこは現世で生きる事に疑問を持った者達が迷い込む場所。 そこには2人の少年がいる。生へと…

秋風の吹く、満月の夜だった。幼馴染の手を固く握って、行列の中をひたすらに走っていた。手のひらから伝わる体温が熱い。彼女は真夏の太陽のよう。鬼たちの間をするする駆ける、かわいい背中…

　乙守姫乃（おともりひめの）は小学校の頃から、バンドのボーカリストというものに憧れていた。 　きっかけは、父親に何も聞かされずにライブハウスに連れて行かれたのが始まりだった。 　…

2024年8月10日土曜日の朝に見た夢でした。 夢に見た内容としては殆ど実話なので、事実上の私小説のようになります。

　夢の中で、明治時代の大きなお屋敷の子供になっていた「僕」。 　「僕」はなぜか、非常に暗いこの屋敷から出て行かなければと思う。 　柴田恭太朗様の自主企画「【三題噺 #75】「門…

1年に1度のその日は今年もやってきた。 あなたの街に行くための準急。 夕暮れに浮かぶ三日月。 終わらないでほしかった打上花火。 今も私は夢を見ているのかもしれない

皇后様は、白い御衣を重ねた上に紅の唐綾をお召しになっていらっしゃいます。そこに御髪がかかっている様の美しさたるや、絵に描いた場面でならいざしらず、現実にあろうとは思いもよらない光…

言葉が喋れない、失語症の少女は夢の中でなら自由に喋れることに気がつく。内なる欲望を現実世界に投影し始め、段々と夢の世界にのまれていく。しかし、ある出来事から夢の世界が崩れ始め、少…

本当はもう少し長い夢だったのだけど、 起きてごはんを食べたり、いろいろしていたら忘れちゃいました。 覚えている部分だけ、書いてみました。 ５分どころか１分で読めます！ 夢なので…

決まってない！

夢で見たことが本当に起こる。正夢とも予知夢ともいうが、この男にはそれを見ることができた。いつも、というわけではない。この日の予知夢を！　と、思っても、そう思い通りにも見られない。…

夢の中でキスをした少女が現実世界に現れた。 その始まりの少女ヘレーネ・ルイス・クリスタルは絶世の北欧美少女だった。 神代凪佐は東京で一人暮らし中の高校二年生。ある日少女とキスをす…

遠く遠くの昔、「またお会いしましょう」と約束をした。 それから幾年もたち、時代も人も違えど、同じ「赤」が印象に残る夢を見る。 約束が果たされるのはいつなのか。