よちゆめ
沼津平成
第1話
俺が妖精と出会ったのは先月の28日、つまり先週だ。俺はとりあえずアパート暮らしのフリーターでなんかつまらんことしかないなーと思いながらひたすら大家に頼まれてアパートのゴミを箒ではくだけだったので妖精と同居した。
妖精は俺に懐いてきた。
その夜俺は気持ちよく寝られた! 不思議な夢を見た。
「1948年287月34日」それは1948年から288ヶ月と4日たった時分に起きることらしい。
そんな声が聞こえて、見えたのは崩れ落ちるビル群だった。ごおおおおおと音を立てて土砂崩れに飲み込まれていく。
俺はがばっと跳ね起きて窓の方を見た。
先ほどと同じ光景が広がっていた。
よちゆめ 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。よちゆめの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます