「語ります」を含む小説

眠れぬ夜に突如現れる語り部 それは健やかな眠りに誘うために現れるもの さあさ　ご拝聴 決して飽きなどさせません まずは十夜でどうでしょう

　少女は仲の良い友人へ電話をかけた。 　受話器を取った友人に向けて、少女は言う。「わたし、メリーさん――」 　カクヨムコンの短編部門に参加中です。 　『燈台下語り』にも収録…

クリスマスに待つ人がいない二人が話をするだけの話。

　とあるデパートの一階で、ソフトクリームを食べている少年に、若い男が話し掛けてきた。彼は探偵だと言い、自分が解決した事件について語りだす。 　拙作の短編集『日常キリトリ線』にも…

カクヨムでふらっと読んだ作品を、ゆるめに語るだけのあまり意味はない独り言。 何読もうかなーって迷った人が、ちょっと読んでみるか。って気持ちになったらいいな。 と思いつつも、それ以…

戦前の日本。十歳で、地元の名家で幼い子供の世話をする「ねえや」として雇われた主人公の少女。その家で体験した不思議でちょっと怖い体験を語る、夜話。 ところどころ西日本のある地域の方…

独断と偏見と妄想でおくる、擬人化元素たちの愉快な独白、ときどき物語。 ※この物語はフィクションです。実在する物質を扱っておりますが、あくまでふんわりした知識で綴られています。どう…

　愛とは何か。恋とは何か。 　特異な性的指向を持つ彼と彼女は、多感な青春時代を過ごす中で確かな不満を抱いていた。 　俺は違うのか。 　私はおかしいのか。 　悩み、語り――そし…

神だと言い張る猫。喋り出すメロン。そして母親はなんと魔王。 前世からの宿命を背負い、魔王を討伐するはずだったが、勇者は前世の記憶を喪失していた。

学校からの帰り道。 沖井、家礼多、辻居の三人は退屈をもて余していた。 そこで怪談好きの沖井が語りだしたのは「口裂け女」に関する噂だった。 辻居はそれをバカバカしいと一笑に付したが…

　六月十四日――。 　その日に隕石が落ちてから、物語は動き出す。 　主人公の中学生の少年は隕石が落ちて以来、一年近く同じ夢を見続けていた。それは自身の両足に秘められた使い方を示す…

チャット文化について語ります。

激しい雨が降る夜、男は雨宿りの場所を探して彷徨っていた。 やがて、男は一軒のバーを見つける。 そこは、マスターが一人で切り盛りするアナログバーだった。 流れる楽曲に身を任せるうち…

「X→LIST+」新曲ストーリー企画参加作品。 とある辺境の町に一人の少女が暮らしていた。 少女はお菓子を売る店を営み、やって来る子供達に物語を語り聞かせた。 ある日、少女は最…

花より団子、土日はスッピン。 三時のおやつの次に妄想が好き。 そんな干物をとめが語る、ゆるーいエッセイ。【全１０話完結】

ユニクロ愛を語ります。

　 「わらわは、骨の髄まで武家の女として生きよう」 恋だの愛だの、夢のまた夢。ーーそう思っていた頃が、ありました。 薙刀の名手、於稲（おいね）が政略結婚で嫁いだ相手は…

小説、あるいはそれ以外のテーマについて適当に喋ります。 時には自分自身のこととかも語ります。 まあ、気軽に喋ります。 こういう吐きどころがあってもいいでしょう。

「おお……よくぞ参られた"救世の神子"殿！　どうか私どもの為に、この国を……世界を救って頂きたいのです！」 「えっ、ええ……っ！？」 突然異世界に飛ばされた少年、東雲ハジメは神殿…