お母さんは魔王さまっ~朝薙紗凪が恋人になりたそうにこちらを見ている~

作者 詩一@シーチ

9

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★★★ Excellent!!!

メロンが話し出す!?
魅力的かつ個性的な少女たちとのお話もあり。そして、かなり深い話だと感じました。

この作品の素敵なところはたくさんあります。

ちなみに私がハマった一番の理由は、
作者の考え方が、いい意味ですごく反映されているところ。
個人的にとても共感しましたし、
作者さんの芯がしっかりしているから、ストーリーや人物にブレがない!
私は作中のとある女の子にめちゃくちゃ感情移入しました。

タイトルにあるお母さんが魔王さま、ただの突拍子のない設定ではありません。きっと伝えたい事はこうなのかなぁ……と、いろいろと考えさせられます。

読者の感じ方は様々。

是非一度読んで、あなたに合う側面からこの作品にハマってください!

★★★ Excellent!!!

この小説は恋愛を描いているとわたしは捉えました。
同時に恋愛の盛り上がりを静かに抑えた描写がとても不思議な感覚を呼び覚まします。
恋愛や学園やツンデレなどのクライマックスを迎えるその場面に、哲学的な表現や描写が織り交ぜられ、それによって「ライトノベル」というジャンル分けをしていながら「純文学」として成立しています。
あるいは哲学的な文章でありながら素晴らしくエンターテイメントであるという言い方もできると思います。
ファンタジーや異世界の物語は数多くあると思いますけれども、これはそういったどの小説とも異なる雰囲気のある新しいジャンルだと思います。
そしてわたしが一番驚いたのは、登場するどの少女も独立した魅力を持っていることです。通常は特定の少女の魅力を際立たせるために比較対象となるキャラを描くのが常道でしょうけれども、ひとりひとりの少女がきちんとした人格として描き分けられています。
わたしはどのタイミングでレビューを書かせていただくか悩んでいたのですけれども、話数が進む前に多くの方たちに読み始めていただきたいと思い途中の段階でレビューさせていただきました。
おススメです。