「くれ」を含む小説

初めて、好きだと言われて。 私の動かない心を動かせてくれたのは、 女の子でした。

「自分は天才かもしれない」 　中学最後に描いた水彩画が佳作を取り、龍野雅空は「自分には芸術の才能がある」と思い込んでいた。 　しかし、あれから二年の月日が経ち——。 「違う……

不慮の事故で異世界に転移した「蒼井 明日香（あおい あすか）」は、転移時に固有スキル【リセット】を取得していた。使い方のわからないスキルを抱えて旅に出る。 初の作品です。不定期…

　ごく普通の少女の麟翁寺キリカは、地元を侵略しようと襲ってきたジドリーナ帝国の侵略生物バエンナーに襲われる。その時に助けてくれた魔法生物のトリの力を借りて、彼女は地元を守る戦士、…

　美紗と心端にヒビを入れたその日、鋭く刺すような夕陽が二人を照らしていた。 　でも、会いたい。また、会いたい。 　いつも私を突き動かしてくれたあの娘と。こんなに離れてしまってもあ…

「連載中」としていますが、基本的には一話一話が完結したものとなってます。 　したがって、どの話を読んでいただいても結構です。 　一部には数話が連関しているものもあります。 　…

盗賊に襲われたお姫様。生命を救ってくれた男を探しましが、現れたのは、瓜二つの双子の兄弟。お姫様の究極の選択方法とは？

ラブコメランキング日刊３位、週間５位達成！ 主人公の本山生人はこの春から高校に通う事になる新・高校1年生。 だが高校の入学式に向かっている途中で彼の目の前を歩いていた女の子が突…

　クーデターによって両親を殺された王子ノアールは、命からがら逃げた末に森へと辿り着く。 　そこには1人の漆黒のドレスを纏った艶やかな女性がいた。 「あらぁ？どうしたのぉ、坊や」…

二〇二五年　四月。 　日本、東京。 　採用が決まった職場へと息を切らしながら、向かう女性がいた。　彼女の名前は加藤和世。二十五歳。　育った環境のせいか、元気の塊といっていいほ…

人はダメだよって言われすぎると、いい自分や得意な自分や素敵な自分を見失ってしまいますよね。 注意を人はしますけれども、褒めることってほんとにしてもらえないことが多くて、それは親…

長く生きた猫は、尻尾が二つに割れた妖怪猫又になるという。 捨て猫を連れ帰って大切に育て、愛情を注いだ時、猫はそれを忘れない。 命を終えた猫は復活して猫又となり、再び現れた。 猫又…

生涯の天職を授かる“天恵の儀”のさなか、人狼の少年バレットに前世の記憶がよみがえる。 それは騙し合い奪い合い、殺し合いの果てに死んだ老いぼれのものだった。 おまけに、同じ孤児院…

夜食に肉まんを食べた途端、自室から夕方の小学校に移動した蓮見雪葉。それは高校で突如流行した呪いの影響だった。訳が分からないまま無数の肉まんに追いかけられる中、助けてくれたのは常に…

人生に疲れた中山佑樹と山本樹は二人で心中することにした。心中から目を覚ました佑樹だったが、異世界に転生していて、奴隷になっていた⁉しかもご主人様は樹だった! でも樹は佑樹のことを…

我慢、忍耐、辛抱。19８0年代、暴走族や走り屋が闊歩する不良時代が到達していた。 警官達も手を焼き、検挙数は比例して鰻登りだった。そんな時代に馬新零夜《ばしんれいや》という伝説の…

御珠春空はひょんなことからハイエルフに転生した。 転生によりオーク似の豚顔はエルフ顔の美形に変わり、一桁だったステータスは、トップの冒険者に比肩しうるものに。 さらにチート級の魔…

実はですね、夏休みの宿題に俳句の項目ができたのですが、幾つか俳句を作ってみて、改めてどれにしようか迷ってしまっています。 なので、出す俳句を一つ決めてくれませんか？ ちなみに読者…

くたびれたアラフォーサラリーマン、米原　真(まいばらまこと)。彼は流行りの病に倒れ、死ぬ間際に思いだしたのは故郷、新潟で食べた母が握ってくれたおにぎりの味だった。 「ああ、死ぬ前…

じゃなきゃ要るものがどこにあるのか分からなくなるだろうが、普通。いや、普通ってなんだって話なんだが。 頑張ることをやめた人と穏便に生きてきた人が出会うだけの物語。やや百合気味と…