「冬」を含む小説

冷気が肌に染みる、乾いた冬の夜。同い年の少女に出会った。 湿気が肌にまとわりつく、夏の雨の日。六つ下の少女と出会った。 一度は捨てかけた命の穏やかな消費方法。 二人と生きた淡い日…

全3話+&α。

別れた彼女は春の病を患って、冬の中にいる。どうしたら……助けられるのだろう？

主人公　雪月が記憶を失い少し不思議な体験をした時の話。急に聞こえた女の子の声 徐々に記憶が戻っていく雪月に最後衝撃の事実が・・・

恋人同士である男性ふたりが冬の海に旅行する話。 (コロナがこの世にやってくる前のお話です)

”終了点”とは、クライミングにおける「ルートが終わる場所」の事だ。それは例えば尾根の途中、二本足で立てるようになった場所であったり、必ずしも山頂とは限らない。 人生の黄昏を迎え…

春岡和樹はクラスメイトの冬坂詩音に似ている幽霊と出会う。 その幽霊は近い未来で死んだ冬坂詩音、本人だと言う。 「処女のままだと、死んでも死にきれない。だから抱いて」 幽霊が過…

かつて、フィギュアスケート男子シングルで絶対的な実力を持ったロシアの皇帝がいた。トリノ五輪の金メダルとともにアマチュアを引退した彼は、サンクトペテルブルクで記念アイスショーを開催…

ある日の昼下がりの夏にこれから出会うはずの人を見かけたことで何も変わらない夏と秋とちょっと冬の物語。

【あらすじ】 　この物語は、古代ギリシャの荒廃に闘いを挑んだ勘違いケンタウロスの記録である。 　高校音楽界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から混沌あふれる精神を培い、わず…

みんな～おはよっ！わたしほのかっ！ハイパーデンジャラスな中学2年年生！！ 魔法少女として戦ってきて、約一年。ついに悪の組織との闘いは佳境に。あいつをひねり倒せばいいんだね？行…

一年の終わりが目前に迫っていた冬の季節。 東京でシナリオライターとして働いていた“俺”は電車に乗って帰省途中、運悪く大雪に見舞われてしまい無人駅で待機を余儀なくされた。 古い駅舎…

地球から遥か1億光年離れたところにある三日月形の惑星イグニスターそこにはひとつの大国であるカペラが統治している。そこには人間や獣人、鬼にドラキュラ、魔法族、エルフの6種類の人種が…

「５００字くらい小説Ｙ２１Ｍ０７」によせて書きました。500字の意味不明系怪談です。

高校一年の冬。世界との別れを決意した白柳 華は、一人の魔法使い・黒条 凜と出会う。 　「こっち側に、来る？」その言葉に導かれ、華の日常は一変する。 　物理法則すら捻じ曲げ、思うま…

なんにしたって風は吹くんだし、っていうお話

心労により仕事を辞めた冬は、仕事をしていたときにしたかったゲームやアニメを楽しみ、なんとか気力を回復する、有名配信サイトで推していた人が勉学に専念することを知り、自分も社会復帰を…

成瀬 冬真は幼い頃、向かいの家に住んでいた年上の夏希と本当の姉弟のように仲良くしていた。だけど時は経ち夏希は大学の為に家を出てそのまま就職をし、冬真は高校生となった。昔から夏希の…

二〇二〇年の冬。 突然現れた意思を持たない単語の濁流を、思いつく限り順番に載せた。