「腰」を含む小説

「こしへこ様」 その神の腰ヘコを見た者は、みな腰ヘコするだけの存在になり果ててしまうヘコ。

ヴェネセティオ王国には人知れぬ言い伝えがあった。それは『塔の中、不老不死の呪いにかけられた美しい姫が幽閉されている』というものである。第一王子レオネルは、事の真偽を確かめるため、…

　出戻った幼なじみの手を引いて、無理に出かけるのは実に十年ぶりのこと。 　ひたすら南下すればいつかは辿り着けるのだろうか。初めて手を握ったあの夏祭りの夜に。 【お題】トロピカル…

ウェディングドレスを着た姉をみんなが祝福している。 「何が竜神様との結婚式だ。姉ちゃんが食われちまう！」。 焦る少年の前に、見慣れない服装の男が現れた。 腰に刀を帯びた男は気だる…

２０代後半、年末に突然発症した椎間板ヘルニアとそのほかについての実録をちょっとずれたセンスとともにお送りするものになります。 若くても大事にしよう腰と背骨。できるだけ多くの人が同…

※小説ではなく、こちらはエッセイになります。 幼少期に初恋を宝塚歌劇に捧げて無駄に異性へのハードルを無意識に上げていたらしい筆者が、ついにいわゆる恋愛モノ作品へと重い腰を上げる…

「アンタの声が大嫌い！」 そう言い放って引っ越していった幼馴染が、俺の高校に転校してきた。 名前を呼んでも声をかけても、顔を見せてくれない隣の君。やっぱり俺のことが「大嫌い」な…

自称『その辺にいるおじさん』の三流傭兵、ヨーキナム。 腰に二本の短刀、だらしのない猫背、昔は奇麗だったと思わせるぼさぼさの髪。伏し目がちの眼は長い髪に隠れて暗く見え、酒場で片肘…

生徒会長・黒雪癒温（高校３年生）は思いを寄せている生徒会メンバーの神野宮裕が知らない女の子と出かけているところを見てしまい――。 黒雪癒温…黒色の髪をポニーテールにしている女の子…

※この作品は「竹内緋色は弟君にはなれない」を改題、長編化したものです。 【あらすじ】 　俺は「弟君」と呼ばれたかった。姉の友人の、優しい年上の女性から「弟君」と。しかし、その願…

「アンジェリーナ・ナイトレイ。貴様との婚約を破棄し、我が国の聖女ミサキを害した罪で流刑に処す」 物語でよくある婚約破棄は、王族の信頼を揺るがした。婚約は王家と公爵家の契約であり、…

ハンター&調理師による狩猟×グルメ×もふもふファンタジー！ 物語の舞台は北の大地、良質なタンパク質を求めていざ————！！ 「うおらぁぁアッ！！熊狩りじゃああああっ！！！！」…

「魔王の……娘か！？くそっ！この悪魔めッ！そのまま瓦礫で潰れていれば良いものを！殺してやるッ！ここで根絶やしにしてやるぞッ！！」 　俺は咄嗟に腰に着けていた無骨なナイフを取り出…

　カクヨムの皆さまへご挨拶代わりのコメディです！ 　携帯ショップBUからマイナポイント登録のDMがとどいた。 　重い腰を上げた主人公の前に数々のシレンが待ち受ける！ 果たして無事…

夜、寝ているとふとした時にベランダの方を見ると腰を曲げたおじいさんの影が見えた少年。 その後、少年はどうなるのか？ 作者の実体験の内容を少し含んでいます。

愛しいイリヤ。 君がいれば僕は何もいらない。でもね……君を汚す奴は決して許さない。 愛あらば狂気を喰らおう！ 獣を殺すため、汚れた君を浄化するため！ 僕は限界を超えるんだ！ …

ぎっくり腰には気をつけて。

『彼の者に鍛えられぬものなし』と噂されるドワーフの鍛冶職人ゴンザ。 そんな彼の下を訪れた屈強なヒューマン（♂）ガンキョウの依頼は、御腰に提げた剣を鍛えることだった！（嘘は言ってい…

伝説のインディーズバンド「ドット虚無（コム）」の解散から2年―――バンドの大ファンだった上条海鈴は、抜け殻と化していた。 大学を出て社畜生活3年目、この世は苦海浄土、金なし・色…