「童話ファンタジー」を含む小説

　むかしむかし、けして平和ではなかった時代。 　強敵である太陽の国に立ち向かう力をつけるべく、月の国と星の国は、同盟による和平を結びました。 　月の国からは、強力な武器を。星の…

小さな島に、二つの木の芽が生えました。 二つの木は、すくすくと育ちました。 そして、彼らは、人々から。 神様と言われるようになりました。

一体のオルゴール人形が、持ち主の男性に恋い焦がれる話。 人形視点・大人の童話風の物語です。

あらすじを書くまでもない、ベリーショートなストーリーです。

ムーアと呼ばれる火山の周囲を移動する遊牧民たちがいた。 少年・ルルドは、ある日の夕暮れに、自分の名を呼ばれた気がして振り返る。 その声は「ムーアの呼び声」と言われる伝説の顕れであ…

僕が西の都『リンネル』行った時の話です。

絵本にしたい話

料理の得意な獣耳のメイド、ニーナの女主人シュシュは、ちいさな村の外れの、小さな森の守り主。 クリスマスの季節になり、準備に張り切るシュシュは、ニーナにささやかなお願いをする・・・…

＜あらすじ＞　 　朝の来ない国――ネノクニ――に暮らす少女、エミリア。 　彼女の夢は青い空を見ることと母の病を治すこと。 　ある日彼女は母の手伝いで買い物へ行った帰り道に不思議…

オリバーは、サンタクロースになるための試験に受かったばかり。相棒のトナカイを探すために牧場にやってきた。そこで、気が強いけど面倒見のいいメスのトナカイと出会う。ふたりがコンビを組…

お城のお庭に住まう　森の賢者と呼ばれるフクロウと、フクロウに弟子入りする黒猫のお話。 ファンタジックな、童話です。

ある寒い寒い、冬の夜。 お母さんと、お鍋を作る約束をしていた女の子。 けれどお母さんは帰ってきません。 女の子は、一人でお鍋を作ることにしました。

ふわふわ　きらきら　ながれぼし おりぼん　かけたら　とんでった つぎの　おりぼん　どうしよう きらきら　つぎの　ながれぼし

実と虚が分かれて二百億年も経たぬはじまりの時代。科学、魔法、超能力それぞれを万物の根源と主張する種族が戦争を繰り返していました。辺境の地にその代表者三人が集まり、その地の平安を司…

紅い葉が落ち始める秋の日、そろそろ仕事の時期だと冬の子がうごき出します。 冬の子は葉っぱを落として北風を呼び、冬の訪れをつかさどります。

貧しい靴屋のもとに真夜中小人が現れて、素敵な靴を作ってくれる、グリム童話の「小人の靴屋」 このおはなしをモチーフにした童話です。 入眠前のお話とリクエストいただき書いた物です。…

見た目だけで判断してはいけない 物事の本質的な価値を見出すことに重きを置いた名作童話『美女と野獣』 この話を知れば、子供よりもむしろ大人の方が物語をよりは深く味わえて、最初に見た…

その鏡は真っ暗い地下室に置かれていた。鏡に封じ込められた耳の一族の魔物スペッキオは心労で胃を痛めながら毎日王妃から虐められていた。 彼の前に一人の新米侍女が現れたことから、彼の運…

夏の夜。星空保護区の職員は星を保護するのに忙しい。 熱中症で落下してくる星を救え。 ※他のサイトでも公開しています。