「幽霊かも」を含む小説

退廃的な短歌を載せています。

時の翁の計画が頓挫してから月日が流れたある日。山村愛珠、夏見糸、書泉百の三人の老女。ベテランの域にある暦人の三人だ。その三人から使命を託された彼女は瀬尾律姫子。時の翁の企てを防ぐ…

悪役令嬢ルヴィ・サフォーリアは婚約破棄を告げられる。 その処遇は国外追放。幽霊屋敷と称される「旧ラッセル辺境伯邸」への移住だ。 それは、いまのルヴィにとっては僥倖も僥倖だった。 …

ひょんなこと…というか、まあなんやかんやあって幽霊のシズクと仲良くなったある日の事、「ねぇ、七不思議巡ってみない？」とシズクから提案される。 …当然と言うかなんと言うか、それは提…

初投稿です。 奇妙な体験をしたので紹介させてください。

藤宮悠人には幼馴染がいた。病弱だった彼女に寄り添って、病院に通いながら過ごしていた。 だが、病態が急変した彼女は突如として息を引き取ってしまう。 ある日、失意に暮れて自らの命…

親友が俺の恋人と

俺、水戸川　奏気は気づけば見知らぬ森にいた。 そこには俺を襲う化け物が居て、それを簡単に屠る化け物も居て。 なんとか森の中で生き延びる術を手に入れた俺は奇妙な縁でウサギのよう…

自身を斃しに来た勇者を返り討ちにし、忠実な従者として迎えた魔王ことキルシェ。 勇者の力により呪いを解かれ、かつての暴虐ぶりは鳴りを潜めていた。 かの乱世は遥か、退屈にも似た平和な…

少女 鏡の中に閉じ込められ、一人ぼっちだった所、死神と名乗る少年に出会う。 死神 幽霊が居ると思い、魂を回収しに来たが…

成仏できない幽霊。どこかで聞いたような設定なのに、引き込まれてしまう二人の世界。 一度心をつかまれたら、あの世行き！？ …そんな危険な内容ではないので安心してください。むしろもう…

クラスメイトの女の子が死んだ。 そう、死んだはずなのに俺の眼の前にはその彼女がいるんだよね。 姿も見えるし声も聞こえる。 それって俺だけ？ 数奇な運命から幽霊と俺との交流が始ま…

　彼女は死んだ。事故だった。傷ついた僕を支えたのは、彼女からの手紙だった。そんな時、彼女にそっくりな君が入部してくる。君には霊感があって!?

　新築物件に引っ越した二十代半ばの男が発見してしまったのは、首吊り少女の幽霊だった。 　事故物件とは聞いていないが、見えてしまった幽霊が幻でなければ、このまま住むのは厳しい。 　…

先に連載していたシリーズ『幽霊巫女の噂』第一章『蛇帯』を設定見直し・構成を練り直した読み切り版です。 舞台は八野坂町ですが、キャラクター設定・基本設定が既存のシリーズより大きく異…

　大学四年生の速水うららは内定がひとつも出ない理由が実家による圧力だということに気づき、キレる。 　新古書店チェーン、伊勢屋。その本社、先祖から続く蔵書庫を破壊し尽くし実家と絶縁…

原因、因果、関係性、所縁・・・そして結果 そういった理屈、理論を度外視した、 怖いだろうな、っていうホラー演出の部分だけに視点を当てて考えてみました。 理屈抜きなんで、考えなくて…

鈴木よしおは日本の霊能力者界隈でも屈指の祓いの業を持つと賞賛されている。 確かにそうだ。 よしおはこれまで多くの除霊を成功させてきた。 これからも成功させるだろう。 ※ 2…

失業した主人公は故郷にある廃墟を訪れた。 そこで待っていたのは、白い美少女だった。

「眠れない」高校生、田中倖一郎は安眠の地を探して今夜も三津由園市内を彷徨う。 山中の墓地、葡萄畑の映画館とたらい回しにされた末に辿り着いたのは、経営破綻した廃遊園地。朽ちかけた観…