「貴方へ」を含む小説

前作「太陽と向日葵」「夏醒めのカタツムリ」に続く最終章の今作。主人公の浦井直純ことジュートは最愛の恋人であるナツトを病で亡くす。彼の遺言として、２人で行きたかった旅先、養子を迎え…

桜舞うあの季節。 あなたは誰を思いますか。僕は貴方だけを愛しています。

ずっと貴方の側にいた。 でも、あの人と再会してから貴方は私ではなく、あの人を見つめるようになった。 分かっている。 貴方は私の事を愛していない。 私は貴方の側にいるだけで…

毎日毎日、「普通」ではない自分を殺して、機械のように働く行治。 そんな行治は、毎晩みる夢の中でしか会えない、謎の青年に恋心を抱いていた。 ある日、その青年と実際に遭遇した行治は…

【G‘ｓこえけん応募作品】 　中学生のわたしは、同じクラスの直樹君という男の子に片想いをしている。でも、なかなか話しかけることが出来ずにいた。 　そんなある日、わたしがプレイして…

　母親の入院した病院の屋上で、昴は自称神様と出会う。少女の姿をした、自称神様は、彼に願いごとを叶えてあげると言う。 　昴はそれを信じられないまま、今日も少女との邂逅をする。 　七…

とある異世界で、世界征服を企む組織の雑魚兵士だった青年、ヴィランは初陣した日に現れた戦隊というヒーローに出くわすが、そのレッドが泣きべそをかいて逃げ出し戦いに巻き込まれた女の子を…

わんこ後輩×クーデレ先輩+不良同級生の一途で不器用な三角関係。 高校3年の水島は、今日もひとりで利用者のいない図書館で過ごしていた。その場所で、名前も学年も分からない男子生徒か…

「運命の女神ってキミみたいな姿をしているんだと思う」 今から約1100年前に、人間族と妖精族の間で大規模な戦争が勃発した。 歴史書に『妖精戦争』と記されたそれは、宣戦布告から…

. . .ところで、あなたは夢の中に住んでみたいと思ったことはあるかな？？ 案外人の脳ミソって分からないことだらけなんだよね。 じゃあ、私と一緒に少し見に行ってみようか。 その前…

「貴方を殺しに来ました」 「は？」 　ある朝、俺、雨宮慧は突然目の前に舞い降りてきた天使セラフィリに殺害予告をされた。奴はすぐに矢をつがえそれを俺に向ける。ああ、俺は死ぬのか……

その辺に転がってそうな恋愛話を短編にしました。5分もあれば読める短編集です。酸っぱくないのもありますがご愛嬌 ・『友達としてしか見れない』 勇気を出して告白したのに、友達とし…

ここではない、セカイの話。 2人の少女と2人の男子。色々な過去を抱え、協力しながら人生を真っ当する。 (あらすじ下手ですみません)

「実家に帰らせていただきます！」浮気はしてはいけないことである。侯爵夫人のジルベルタはそう信じていた。ところが結婚３年目に夫の浮気が発覚。理由はジルベルタが美しすぎて手が出せない…

もっともっと幸せになるために、私たちは生まれ変わる。少しだけ前の時代を生きた少女の、生まれ変わる瞬間を、貴方が見てあげてください。

花火師――煙蔵（えんぞう）が手ずから創作する花火は超一級との評判。なかでも知る人ぞ知る門外不出の線香花火は、『特別な』客にのみ譲り、それ以外の客にはどれだけ金を積まれても売らない…

カースト制度のあるクラスで底辺にいる僕がてっぺんにいるあいつに復讐を果たす物語。

昔の同級生にも、今の知り合いにも、 恋人にも、親友にも、家族にも、 誰にも見せれない【　私　】。 そんな【　私　】を此処でなら、 少しでも認めてくれるだろうか。

日本の国土ができると、伊邪那岐命《いざなぎのみこと》と伊邪那美命《いざなみのみこと》は多くの神さまを生みました。 ところが最後に火の神さまを生むと、伊邪那美命は大火傷を負って亡…

私、ルウシェ・レイミエールは霊が見える。 誰もいない所に向かって話しかけたり微笑みかけたりする姿は、側から見れば奇行でしかない。いつしか私は『奇人令嬢』と呼ばれるようになった。 …