SuperEGO~心の奥深く、夢の世界へ~
バイトショニチミン
序章~夢のなかへ~
現実には私たちを縛るたくさんのルール、道徳、倫理、良心、理想があるよね。
ニュートンの法則、生物の寿命、法律、税金、学校、仕事、
昼休みだって、私は好きじゃないし...。
...。
難しいことは今は考えたくないや。
そんなことより、私は今日旅に出るんだ。
今のところ、私が一番落ち着く...というより何もしなくて良い場所。
何をしなくてもいい、
そう。
なんにも。
私が私でいなくても私で居て良いところ。
それって、幸せだよね?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それでね、その場所に行くためには私にしか見えない透明な場所に吸い込まれないといけないの。
分かる...?
答えは、血管。
眠くなって横になってると体の隅々まで血液がいきわたって、私もその流れと一つになってそのまますぅ―っと入り込めるんだよ。
体のなか、頭のなか、足の先、お腹のなか、頭、足、お腹、首。
あ...戻ってきちゃった。。。
こうやって、他のこと考えてると上手くいかないんだ、
ごめんね...。
「上手くいってるってば。」
え、誰。
もう疲れてるんじゃない?早く休みなよ。
あ、うん。
私、疲れてるみたい。
今日はもう遅いし、もう横になろうかな...
じゃあ、おやすみ。
うん、また明日。
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